異なった2つのコンピュータにおいて、LabVIEWを用いてDataSocket通信を行うとき、両マシンが同時にパブリッシュとサブスクライブすることができますか?



使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
異なった2つのコンピュータでLabVIEWを使ってデータソケットを実行しようとしました。それぞれのマシンで行われた変更が互いに反映されるように、両マシンに同時にパブリッシュとサブスクライブに設定したいです。

解決策:
可能です。まずパーミッションの設定が正しく設定されていることを確認します。また、両マシンが共に書き読みできるように、「Allow Multiple Writers」が有効に設定されていることを確認します。以下のステップに従ってこれらの設定を確認してください。

  1. 「DataSocket Server Manager」を起動して、読み書き可能のパーミッションを有効にしたホストを追加します。
  2. Predefined Data Itemsを選択し、New Itemボタンをクリックします。Allow Multiple Writersのチェックボックスをチェックします。この設定によって、両マシンで実行されているアプリケーションは共にそのデータアイテムに書き込むことができるようになります。
  3. DataSocket Serverが実行されていれば、DataSocket Serverのウィンドウから、Server » Shutdown DataSocket Serverを選択して再起動してください。これで新しい設定が適用されたDataSocket Serverが起動されます。
  4. 一方、作成されたVIの方ではデータソケット接続を有効にしたフロントパネルのオブジェクトには「パブリッシュとサブスクライブ」を選択します。これによって、それぞれのコンピュータで実行されているVIによるパブリッシュは互いのフロントパネルに反映されるようになります。これは次のように設定します。設定対象のフロントパネルオブジェクトを右クリックして、ショートカットメニューからデータ操作 » データソケット接続を選択します。


関連リンク:
KnowledgeBase 23TE72WZ: DataSocket Connection Fails in LabVIEW with a Connection Already Exists Error
KnowledgeBase DIRECT-45GP8Z: Can Multiple DataSocket Writers Connect to the Same Item?
Developer Zone Tutorial: Configuring a Datasocket Server


添付:





報告日時: 07/10/2001
最終更新日: 12/07/2007
ドキュメントID: 2B98T655