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再トリガ可能なカウンタの出力でトリガからの遅延を設定する方法



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 8.5
使用ソフトウェア・バージョンに特化:
二次のソフトウェア: N/A

問題:

LabVIEWとDAQmxに付属のGen Dig Pulse-Retriggerable VIを変更して、再トリガ可能な有限パルス生成を行おうとしています。出力パルスのトリガからの遅延を設定しましたが、遅延が有効になっていないようです。これはどうしてですか?

また、どのようにしたらトリガからの遅延を設定することができますか?

 



解決策:

”DAQmx仮想チャンネルを作成”でカウンタ出力の初期遅延を設定すると、トリガからの遅延を設定することができますが、この初期遅延は、タスクスタート後の最初のトリガの際にしか有効になりません。もし、その後のトリガパルスに対して遅延をさせたい場合は、ハイティック(High Ticks) とローティック(Low Ticks)の値を調整する必要があります。

以下の図は、トリガをライジングの設定にし、待機状態をローとした際の1パルスの有限パルス出力の振る舞いを示したものです。

添付のサンプルは、カウンタ0で連続パルス出力をして、
その出力を内部ルーティングして再トリガ可能なタスクのトリガソースに設定し、
カウンタ2から、任意の幅、任意の遅れの有限パルスを出力するようにしたものです。
また、出力の開始・停止をボタンで制御できるようにしたVIもあります。
参考にしてください。

添付のサンプルは、LabVIEW 8.2 + NI-DAQmx8.5で動作確認し、LabVIEW 8.0用に保存してあります。

 



関連リンク: AE KB 3GSKKKR6: Different Counter Retrigger and Initial Delay Behavior in Traditional (Legacy) NI-DAQ and NI-DAQmx


添付:

Gen Dig Pulse-Retriggerable with delay.vi

Gen Dig Pulse-Retriggerable with delay startstop.vi



Initial_DelaynarrowB.jpg - Initial_DelaynarrowB.jpg



報告日時: 05/09/2003
最終更新日: 01/28/2008
ドキュメントID: 2X8A57X8