LabVIEWの実行ファイルのVI検索のパスを設定する方法
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問題: 実行ファイルの関連ファイル(VI、DLLなど)の保存場所に変更があった場合、関連ファイルを検索するパスを変更しないと、ファイルが見つからなくなります。どのようにして、LabVIEW の実行ファイルのVI探索パスを設定することができるのでしょうか。
解決策: それぞれのLabVIEWの実行ファイルには、[実行ファイル名].iniという設定ファイルが設けられます。このINIファイルには、実行ファイルの実行の方法の詳細が保存されています。このINIファイルの中に以下のテキストを挿入することで、VIの検索パスを設定できます。'viSearchPath="search path"'。
INIファイルのヘッダー情報として実行ファイル名があることを確認してください (例えば、[MyApllication])。以下の例は「MyApplication.exe」という実行ファイルのINIファイルがどのように書かれているかの例です。
[MyApplication]
viSearchPath="C:\Documents and Settings\Desktop\dll2\LabVIEW_code_and_DLL\*"
ここで注目しておいていただきたいのは、指定したフォルダー内をすべて検索したい場合、星印(*)を使うことで可能であるということです。この例ですと、” C:\Documents and Settings\Desktop\dll2\LabVIEW_code_and_DLL\”内のすべてを検索するといった設定になります。
このINIファイルのVIパスが設定できることで、エラー21(ファイルが見つからないときに起こるエラー)が起こったときのトラブルシューティングに大変役に立ちます。
実行ファイルを配布するときには、INIファイルを添付した実行ファイルを配布先に送るようにしてください。アプリケーションビルダーのソースファイル設定のタブでサポートファイルとして追加することができます。
関連リンク:
KB 0I4E2303: Setting LabVIEW Preferences For a Windows Executable
KB 17BBT4U9 : My Stand-Alone Executable Cannot Find My DLL, Even Though I Have Specified the Path for the DLL
添付:
報告日時: 01/21/2005
最終更新日: 04/20/2005
ドキュメントID: 3HKEK93U
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