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cRIO-901x/9074コントローラでデジタルI/Oまたはドリフト修正のためにSMBコネクタを使用する
cRIO-901x/9074コントローラでデジタルI/Oまたはドリフト修正のためにSMBコネクタを使用する
ハードウェア: CompactRIO>>Controllers>>cRIO-9012, CompactRIO>>Controllers>>cRIO-9014
問題: cRIO-9012/9014/9074コントローラの操作手順マニュアルには、次のような趣旨の記述があります。
「GPSのドリフト修正とSMBコネクタを介するその他のデジタルI/Oをサポートするソフトウェアは、マニュアルのリリース時に入手可能ではありませんでした。詳細についてはナショナルインスツルメンツまでご連絡ください」
これらのコントローラでSMBコネクタを使用するにはどうすれば良いですか?
解決策: cRIO-9012/9014/9074コントローラのSMBコネクタを使用すると、デジタルデバイスをコントローラに接続することができます。たとえば、GPSデバイスから1秒毎に出力されるパルス(PPS)をcRIO-9012/9014/9074のSMBコネクタに接続する場合、GPSデバイスを使用して、コントローラのシステムクロックのドリフトを修正できます。また、汎用デジタルI/OラインとしてSMBコネクタを使用することもできます。
汎用デジタルI/OとしてSMBピンを使用する
汎用デジタルI/OラインとしてSMBピンを使用するには、以下の添付ファイル901x SMB Pin.zipをダウンロードします。この添付ファイルには、SMBピンモードを読み取り、書き込み、設定、取得用の4つのVIが含まれています。
GPSドリフト修正のためにSMBピンを使用する
GPSドリフト修正のためにSMBピンを使用するには、以下のラインをコントローラ用ni-rt.iniファイルに追加します。このファイルをFTPを利用してコントローラからWindowsマシンにコピーして、ファイルを変更した後に修正したファイルをコントローラに戻す必要があります。ni-rt.iniファイルの更新が完了すると、cRIO-901xコントローラはPPS入力に基づいてGPSドリフト修正を自動的に実装します。
[Time Sync]
source.rtc.enable=True
source.dio.enable = True
source_priority=dio;rtc;
source.dio.hz = 1.0
入力の周波数を設定することもできます。デフォルト値は1.0 Hzです。たとえば、2 Hzが入力される信号の周波数である場合、最後のラインを「source.dio.hz = 2.0」に変更します。
メモ:PPS信号が失われたか、または誤差が周波数から10%以上多くある場合、ドリフト修正測定は、組込コントローラでのクロック時間修正に使用されません。
添付のプロジェクト
901x Drift Correction.zipは、
NI 9403などのモジュールからのデジタル出力をコントローラのSMBコネクタに接続して、ドリフト修正の操作を観察するのに使用することができます。
関連リンク:
Developer Zone チュートリアル: CompactRIO、CompactDAQ、シングルボードRIO、Rシリーズデバイスのソフトウェアサポート
技術サポートデータベース 4CQFC9LX: Using the Internal Real-Time Clock on cRIO-901x Controllers
添付: - 901x SMB Pin 8.2.zip
- 901x Drift Correction.zip
報告日時: 05/04/2007
最終更新日: 05/08/2009
ドキュメントID: 493BIHLX
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