リモートにあるRTシステムでGPIB通信を行う際のVISAリソース名は何ですか?
ハードウェア: GPIB, PXI/CompactPCI
問題:
ビルドインGPIBインタフェースを持つPXIコントローラをリアルタイムシステムに使用していて、このインタフェースを使用してGPIB通信をおこないたいです。計測器にコマンドを送信するために使用するVISAリソース名は何ですか?
解決策:
VISAリソースの構文は、以下のとおりです。
visa://IP address/GPIB0::address::INSTR
ここで、
IP addressはPXIコントローラのIPアドレス、
addressはGPIBバスにある計測器アドレスです。
デバイスと通信できるかを確認するには、Measurement & Automation Explorer(MAX)を使用します。
- GPIB計測器の電源を入れます。
- MAXを起動します。
- ツール » NI-VISA » VISAオプションを開き、リモートを選択して対象のリモートシステムのとなりにあるチェックボックスにチェックを入れます。ツールバーにある保存ボタンをクリックします。
- 画面左側のツリーでリモートシステム » リモートデバイス名 » ソフトウェア » NI-VISAからVISAオプションを開き、ローカルマシンにアクセスできるようにセキュリティを設定します。保存ボタンをクリックします。
- ツール » NI-VISA » VISA対話式制御を選択して計測器のVISAセッションを開きます。
- 対象のデバイスが有効な計測器として表示されるはずです。これにより、デバイスのVISAセッションを開き、コマンドの送受信がおこなえます。
関連リンク:
技術サポートデータベース 33N9JUMW: リアルタイムターゲットでGPIB機器を使用する方法
技術サポートデータベース 2Q7FF1Z8: LabVIEW RTでPXI-GPIBデバイスのアドレスを特定できますか?
技術サポートデータベース 5TA9M9HB: 他のコンピュータからVISAデバイスを制御するには?
チュートリアル: VISA Interactive Control (VISAIC)
添付:
報告日時: 08/11/2004
最終更新日: 01/08/2016
ドキュメントID: 3CAA8VHD
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