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SH68-C68-Sの両端のコネクタはM-シリーズカードに接続することはできますが、推奨される使い方ではありません。DAQカードにはSHC68-68-EPMが推奨されており、SH68-C68-Sはモーションカードに推奨されています。モーションケーブルはシールドされていないためにDAQカードでは使用することができません。アナログ信号を扱うときに推奨されているものになります。
SHC-68-68-EPMケーブルでは、ノイズを軽減するために個々のアナログ配線はシールドされています。下図はDAQカードの配線が3つの束に分かれているのを示しています。アナログ配線がシールドによって他の配線やドレンワイヤとは離れているのに注目して下さい。モーションカードのSH68-C68-Sケーブルでは、このようにシールドされているツイストペアにはなっていません。
他にもこの2つのケーブルには違いがあります。
・DAQカードではグランドの配線は互いに接続されていますが、モーションケーブルでは個々にグラウンドと接続されています。
・モーションケーブルの全ての配線はツイストペアですが、DAQケーブルは4つのシングルペア、26のツイストペア、8つのシールドツイストペアになっています。これによりピンアウトも異なってきます。
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