NI-ScopeでPLLを外部基準クロックにする方法



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 3.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
ハードウェア: Modular Instruments>>High-Speed Digitizers (Scopes)

問題:
NI高速デジタイザ(オシロスコープ)デバイスでPLLに外部リファレンスクロックを使用しようとしています。LabVIEWで「niScope Configure Clock」VIを用いて外部入力に対して基準クロックを設定していますが、プログラムを実行すると、

エラーコード -1074115830がniScope Initiate Acquisition.viで発生 PLL could not phase-lock to the external reference clock.」というエラーが発生します。



PLLリファレンスクロック関するデバイスの仕様は、1 MHzから20 MHzまでの周波数(1 MHz刻み、±50 ppmの確度)が必要でほとんどの要件を満たしていますが、レートが10 MHzではありません。何がいけないのでしょうか?


解決策:
デフォルトで予想される値が10 MHzの周波数で外部リファレンスクロックを使用している場合、リファレンスクロックレートを明確に指定しなければいけません。 「niScope Configure Clock」VIを使用する代わりにniScopeプロパティノードを使用してReference Clock SourceおよびReference Clock Rateプロパティを試してください(このプロパティは、Clockingサブメニューにあります)。

まず、ソースを定義します(外部入力用VAL_CLK_IN、その他のソースに関してはコンテキストヘルプを参照してください)。それから予想したリファレンスクロックレート(Hz)を定義します。それにより、PLLから10 MHz以外の外部リファレンスクロックが利用可能です。




関連リンク:
製品ヘルプ: NI High-Speed Digitizers Help
技術サポートデータベース 3ON9JAOY: NI高速デジタイザで最小サンプルレートはありますか?

添付:





報告日時: 09/26/2006
最終更新日: 10/25/2016
ドキュメントID: 41P9C1JQ