MAX 3.xでPXI-1010またはPXI-1011の構成方法について
ハードウェア: PXI/CompactPCI>>Chassis>>PXI-1010
問題: PXIコントローラを使用している場合、Measurement & Automation(MAX) 3.xにてどのようにしてPXI-1010またはPXI-1011のSCXI部分を構成しますか。また、MXI-3を使用する場合は?
解決策: Measurement & Automaiton(MAX) 3.xでは、使用するPXIシャーシがPXI-1010であっても、PXI-1011であってもSCXI部分の構成手順は同じです。また、コントローラとしてPXI組込コントローラ(PXI-8176など)が使用される場合でも、MXI-3によるPCIブリッジが使用される場合でも構成手順も同じです。
このデータベースの最初のセクションでシャーシとコントローラの設定方法を説明します。これらを設定を行うことにより、MAXが自動的に適切なディレクトリにpxisys.iniファイル(PXI構成情報ファイル)を生成します。
このデータベースの最後のセクションでSCXI部分の構成方法を説明します。
MAX 3.xでPXIシステムの指定MAX 3.xにてコントローラとシャーシは必ず指定する必要があります。
PXI-1010かPXI-1011以外のシャーシを使用する場合でも下記手順を行います。
- MAXを起動します。MAXのアイコンはPCのデスクトップ上にあります。MAX 3.xがインストールされているかを確認します。MAX 2.xがインストールされている場合は下記リンクKB 1NFF457T: Configuring a PXI-1010 or PXI-1011 Chassis in MAX 2.xをご参照下さい。
- 構成ツリーにあるデバイスとインタフェース上をクリックし、この項目を開きます。
- PXIシステムコントローラが認識されていない場合はコントローラが「PXIシステム(指定なし)」というラベルで表示されます。この項目を右クリックし、次のモデルとして識別を選択します。使用されるコントローラモデルを選択します。
注意:MXI-3でシャーシを制御する場合は、「外部PC」を選択します。
- PXIシステム項目の下に表示されるシャーシを右クリックし、次のモデルとして識別を選択します。お持ちのコンボシャーシモデル(例えば、PXI-1010、PXI-1011)を選択します。
- コントローラとシャーシの指定ができましたら、自動的にpxisys.iniファイルが生成されます。
コンボシャーシのSCXI部分の構成
- PXIコンボシャーシの最も右スロットにPXIデータ収録デバイス(DAQボート)が挿入されているか確認し、挿入されている場合はコンボシャーシのSCXI部分の電源を入れます.
- MAXではデバイスとインタフェース上を右クリックし、 新規作成を選択します。
- 「NI-DAQmx SCXI Chassis」もしくは「NI-DAQデバイス」のリストから使用されるコンボシャーシ(PXI-1010またはPXI-1011)を選択し、終了を押します。
- 設定のダイアログを従い、SCXIシステムを構成します
添付ファイルにPXI-8176組込コントローラがPXI-1010シャーシに挿入した場合のMAX 3.xのスクリーンショットを添付してありますので、ご参照下さい。(最も右スロットにPXI-6040Eが挿入され、SCXI部分の最も左スロットにSCXI-1102が挿入されています)。 SCXIの設定について更なる情報がMAXのヘルプにヘルプ » ヘルプトピック » PXI (「scxi」を検索します)。
関連リンク: KB 1NFF457T: Configuring a PXI-1010 or PXI-1011 Chassis in MAX 2.x
MXI-3 Installation Guide.
KnowledgeBase 267FAS5P: MXI-3 Troubleshooting Guide
KnowledgeBase 1EGB71UI: What Are PXISYS.INI and CHASSIS.INI?
Product Manuals: PXI-PCI 8330 Series User Manual
添付:
報告日時: 12/19/2003
最終更新日: 01/05/2004
ドキュメントID: 30QG08OK
Other Support Options
Ask the NI Community
Collaborate with other users in our discussion forums
Request Support from an Engineer
A valid service agreement may be required, and support options vary by country.