LabVIEWからシミュレーションインターフェースツールキット（SIT）を用いずにSimulinkモデルを実行する方法

使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 1.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: LabVIEW Run-Time Engine

問題:

LabVIEWのフロントパネル上にある制御器から、Simulinkモデルのパラメータをオンラインで変更して、フロントパネル表示器にその結果を表示させるようにしたいのですが、LabVIEW シミュレーションインターフェースツールキット（SIT）を用いずに右の処理を行うことは可能でしょうか？

解決策:

この処理を行うには、MATLABスクリプトノードの中に、フロントパネル上から渡した値をMATLAB側のワークスペースへ書き込み、モデルに反映させるコードを作成する必要があります。
（MATLABスクリプトノードは、関数パレットの「数学」 » 「スクリプト&フォーミュラ」 » 「スクリプトノード」 » 「MATLABスクリプト」にあります。なお、MATLABスクリプトノードを使用する前に、ライセンスを受けたMATLAB6.5以降が必要となります。）

ノードの中に記述するコードの詳細については、下記の情報を参照してください。

MATLAB 技術サポート FAQID1711： GUIDEで作成したGUI上からSimulinkのシミュレーションをスタート/ストップしたり、シミュレーション中にブロックパラメータの値を変更するにはどうすればよいですか？

上記の処理を行うための簡単な例を、添付したサンプルVIに示しています。添付したサンプルは、フロントパネルからSimulinkモデルの正弦波の振幅をオンラインで変更するものとなります。

MATLAB®およびSimulink® はMathWorks社の登録商標です。

添付: