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Mシリーズデバイスには、高速なデータ転送のための、独立した6つのDMAコントローラが搭載されていて、DMAチャンネルを6チャンネル使用することができます。
各DMAコントローラは、以下のそれぞれの測定用に1つずつ、最大6チャンネル(各測定分)使用できます。
アナログ入力
アナログ出力
カウンタ0
カウンタ1
デジタル波形生成(デジタル出力)
デジタル波形集録(デジタル入力)
それぞれのDMAコントローラのチャンネルには、FIFOとFIFOの動作を制御する独立したコントロールプロセッサが含まれています。データ転送が独立して行われるため、バスの最大のパフォーマンスを引き出すことができます。データは各ポート間で同時に転送されます。また、DMAコントローラは、FIFOからとFIFOへのバースト転送をサポートしています。
各DMAコントローラは、PCIマスターデバイスとして機能します。DMAコントローラは、ホストメモリからとホストメモリへのスキャッターギャザー機能をサポートしています。メモリーバッファは、直線的、循環的に使用する事ができます。
それぞれのDMAコントローラは、デバイスからの異なるサイズのデータを扱うため、FIFOを通してデータをまとめたり、ばらして元に戻したりします。また、PCIバスの使用をを最適化したり、整列化されていないメモリバッファを自動的に整理したりもします。
*スキャッターギャザー機能:メモリ上に不連続に散らばったデータを集めて、連続転送する機能
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