NI-FieldPoint 6.0.8のエラー情報がLabVIEWで表示されない

使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 6.0.8
使用ソフトウェア・バージョンに特化: 6.0.9
二次のソフトウェア: N/A

問題:

すべてのWindows OSで、NI-FieldPoint 6.0.8インストーラはFieldPointのエラー説明ファイルを間違ったフォルダ（C:\NIERRORSDIR）にインストールします。エラー説明ファイルは [National Instruments DIR]\Shared\Errors\のフォルダにインストールされるべきです。説明ファイルが間違った場所にあるため、LabVIEWではFieldPointエラーの説明をレポートしません。エラーコードは正確にレポートされているので、この問題は既存のアプリケーションに影響を与えることはありません。図1は、FieldPointで返されたエラーに正しいコードが表示され、説明は表示されていないことが示されています。

図1. 定義なしエラーのウィンドウ

解決策:

この問題は、下記のダウンロードリンクから入手できるNI-FieldPoint 6.0.8 f1パッチを適用することで修正できます。または、ハードドライブのC:\NIERRORSDIRフォルダにあるコンテンツを[National Instruments DIR]\Shared\Errorsのフォルダにコピーすることで修正できます。いずれの方法を用いる場合も、修正を行うまえにLabVIEWを閉じてください。

メモ: ディスク上にNIERRORSDIRフォルダがない場合、下に添付されているフォルダを解凍して使用できます。

パッチを適用する、またはフォルダコンテンツを正しい場所にコピーした後、LabVIEWを再起動すると、図2に示すようにエラー説明が表示されるはずです。