Measurement & Automation Explore(MAX)やLabVIEW等、ナショナルインスツルメンツ製品使用時のTemporary Licenseエラー



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 3.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化:
二次のソフトウェア: N/A

問題: Measurement & Automation Explorer (MAX)やNIソフトウェアを使用して、データ集録等の動作を正常に行っています。 しかし、時々“A temporary license was granted, based on a change in hardware on this computer. …”という警告ダイアログが立ち上がります。 NI License Managerを確認しても、必要な項目全てがアクティブ化されていて、特に異常は見当たりません。どのように対処すればいいでしょうか。

解決策: 製品のアクティブ化を正常に行っているのにもかかわらず、このダイアログが立ち上がってしまう原因は、使用しているソフトウェアが誤ったライセンスファイルを参照してしまっているためです。

通常Temporary ライセンスファイルはアクティブ化が必要なソフトウェアに作成され、評価版として、そのソフトウェアを30日間使用できるようになっています。
正常にアクティブ化されたソフトウェアは、新たにライセンスファイルを作成しますが、アクティブ化されたライセンスファイルと一時的に作成されたTemporaryライセンスファイルが2つ存在する環境で、ソフトウェアが先に後者を参照してしまうことから警告ダイアログが立ち上がってしまう現象が発生します。
またDAQアシスタントを使用したMAXを使用する際にも誤ってTemporary ライセンスファイルを参照してしまうことがあります。

この現象を解消するには、不要なTemporaryライセンスファイルを削除することです。Temporaryライセンスファイルを削除した際、評価版でご使用頂いている際は、製品の使用できなくなりますが、今回のように、参照するライセンスファイルのパスが誤って検索されている際は、製品使用時、特に問題なく使用でき、警告ダイアログが立ち上がらなくなります。

削除するTemporary ライセンスファイルは以下のディレクトリに保存されています。

<National Instruments製品がインストールされているドライブ>Program Files\National Instruments\Shared\License Manager\Licenses

この中の最後に TmpEthernet がついた全てのファイルを削除します。この際、他のファイルは削除しないことをご注意ください。

関連リンク:

添付:
警告画面.jpg




報告日時: 07/20/2004
最終更新日: 08/11/2008
ドキュメントID: 3AG6CS85