Archived: NI 6534でDAQmxを用いてオンボードループ出力を行う方法

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使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
ハードウェア: Digital I/O (DIO)>>High-Speed Digital I/O>>PCI-6534

問題: PCI-6534/PXI-6534でDAQmxを用い,オンボードループ出力を行うにはどうすればよいでしょうか。

解決策: オンボードループ出力とは,6534のオンボードメモリ (SCARAB) から繰り返し一定のパターンデータを出力することです。この方法ではパターン生成を開始する前にデータをオンボードメモリに保存しておくため,生成中にPCIバス経由でデータを転送しません。そのため出力レートがPCIバスの転送能力に依存せず安定した性能を発揮できます。仕様上最大の20MHzでの出力が可能となります。

DAQmxはバージョン7.4以降でNI-6534をサポートしています。
オンボードループ出力を行うためには,DAQmxチャンネルプロパティノードを用いて設定を行います。チャンネルプロパティノードをDAQmxスタートタスク(DAQmx Start Task.vi)の前に配置し,

デジタル出力 >> 一般プロパティ >> 上級 >> データ転送とメモリ >> オンボードメモリのみ使用

を選択してTrueを設定して下さい。


関連リンク: Multifunction DAQ Driver

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報告日時: 04/18/2005
最終更新日: 11/30/2005
ドキュメントID: 3KHKNPLO