NI 986x CシリーズモジュールをNI LabVIEW FPGA2011にて使用する際の問題



ハードウェア: Industrial Communications>>CAN>>NI 9853

問題:
CompactRIOシステムにおいて、XNET Cシリーズモジュールである NI 986x を LabVIEW FPGA2011 にて使用すると、データの精度が失われる可能性があることが判明しました。この問題が起こり得るハードウェアは全てのリビジョンの NI 9862 になります。 ただし、ハードウェアではなくソフトウェアである NI LabVIEW FPGA2011の問題であるので、日本ナショナルインスツルメンツまでハードウェアをお送り頂く必要はありません。

解決策:
上記の問題は、ダウンロードを行いソフトウェアの更新により解決できます。 XNET Cモジュールを使用していない場合上記の影響をうけることはありませんが、日本ナショナルインスツルメンツはソフトウェアの更新を行うことを推奨いたします。

下記の 2 通りの方法によって、ダウンロードとインストールを行うことが出来ます。

方法1: NI更新サービス(推奨)
下記の手順に従って、NI更新サービスを使用して自動的にダウンロードとインストールを行います。
  1. スタート » 全てのプログラム » National Instruments » NI更新サービス を選択し、NI更新サービスを起動します。
  2. LabVIEW 2011 FPGA モジュール f1パッチを選択し、Installボタンをクリックします。
  3. f1パッチのインストール画面に表示される案内に従います。
方法2: 手動によるインストール
下記手順に従って手動でダウンロードとインストールを行います。
  1. ブラウザを起動し LabVIEW 2011 FPGA Module F1 Patch のダウンロードページを開きます。
  2. 上記ダウンロードページに表記されたインストール手順に従います。
パッチインストールの確認方法について
現在お使いのPCにてLabVIEW FPGA 2011f1パッチのインストールが既に行われているかどうかの確認を、下記手順にて行うことが出来ます。
  1. 添付のVI ”niFpgaCheck2011F1Patch.vi” をダウンロードします。
  2. ”niFpgaCheck2011F1Patch.vi” を開き、LabVIEW 2011にて開き、実行します。


関連リンク: Drivers and Updates: LabVIEW 2011 FPGA Module f1

添付:


niFpgaCheck2011F1Patch.vi - niFpgaCheck2011F1Patch.vi


報告日時: 08/05/2011
最終更新日: 10/17/2011
ドキュメントID: 5O488FGF