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システムの電源を正しく切断しているにも関わらず、最初にコンピュータの電源を切り、その後シャーシの電源を切るとシャットダウン時にブルースクリーンが発生します。
MXI-Expressを通して接続されているシャーシシステムをシャットダウンする際の正しい順番は、まずホストコンピュータの電源を切り、その後シャーシの電源を切ります。シャットダウン時にブルースクリーンが発生する場合、以下の二通りのケースが考えれられます。
常に発生する
システムの電源オフ時に毎回ブルースクリーンが発生する現象はPXIe-8360のリビジョンAを使用している場合にのみ発生します。ブルースクリーンが発生するかどうかはシャーシ内のPXIeおよび・またはPXIボードが接続されているスロットに依存します。この現象が発生する場合はシャーシ内でカードのスロット位置を交換すると解決される場合があります。この問題はボードの他のリビジョンで解決済みです。
時々発生する
システムのシャットダウン時に時々ブルースクリーンが発生する現象は、MXI-Expressに搭載されているPCI ExpressシリコンとWindowsとの相互作用により発生します。Windowsはシャットダウン時にシステムに接続されているすべてのハードウエアに対し信号を送信し、シャットダウンする前にハードウエアからの応答を待機します。ハードウエアがタイムアウト時間内に応答しなかった場合はブルースクリーンが生じます。
すべてのシステムにおいてブルースクリーンが起きるわけではありません。この現象はホストコンピュータのマザーボードに依存しています。
この現象はシステムに損傷を与えるものではなく、また頻繁に起きるものでもありません。現在ナショナルインスツルメンツはマイクロソフトおよびPCI Expressのシリコンベンダーと共同し、本問題の解決策を模索中です。
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