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エラー56が発生する際の多くの原因はRT Reboot Controller.viに入力しているMACアドレスが間違っているか、あるいは、MACアドレスの形式が正しくないかのいずれかが挙げられます。
MACアドレスは、ネットワークで接続されたWindowsがインストールされたPCから、コマンドプロンプトを使用して確認することが出来ます。
コマンドプロンプトを起動して次のようにタイプし、再起動を行いたいRTコントローラに対してPINGを行います。
ping [再起動を行いたいRTコントローラのIPアドレス]
PINGに成功した後に、次のようにタイプしてMACアドレスを取得します。
arp -a [再起動を行いたいRTコントローラのIPアドレス]
コマンドプロンプト画面に表示されているPhysical Addressという項目がMACアドレスです。
PINGに失敗する場合には、ネットワークに何かしらの問題がありますので、始めに、ネットワークが正常に動作するようにPC等の設定を行ってください。
一方、MACアドレスの形式は、実際にはhex(16進数)です。そのため、MACアドレスを入力する文字列制御器あるいは文字列定数が16進表示になっているかを確認する必要があります。文字列制御器や文字列定数が16進表示に設定されている場合には、MACアドレスは「0080 2F0A 14FF」のように表示されます。
文字列表示器や文字列定数を16進表示に切り替えるには、右クリックして16進表示を選択します。
尚、RT Ping Controllers.viを使用しIPを指定してMACアドレスをプログラム的に取得することが可能です。本VIを使用した場合には、本VIより出力されるMACアドレスの形式も気にする必要が無くなります。
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