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NI-9853 cRIO CANモジュールでCAN1ポートを使用することができません。CAN0ポートは正常に動作します。CAN1にアクセスしようとすると、通信エラーもしくはVISAエイリアスが見つかりませんというエラーが表示されます。
NI-9853のCAN1ポートにおける問題の最も一般的な原因は、CAN1ポートがCANバスからの電源供給を必要としていることにあります。CAN1ポートは電源供給がされていないと動作しません。対照的にCAN0ポートはcRIOのバックプレーンから電力を引き込んでいます。これは両方のCANポートがcRIOバックプレーンから電力を引き込むと、cRIOモジュールに許容されている電力を越えてしまうためです。
CAN1のピンアウトに、Vsupというピンがあります。Vsupラインには、+8 V~25 Vまでの電圧を接続してください。モジュールの側面にピンアウトとVsupへの接続方法が記載されています。
製品マニュアル: NI-9853 Operating Instructions
技術サポートデータベース 4T7CHPBPL: 9853 and 9852 with CompactRIO FAQ
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