LabVIEWの複数バージョンに、従来型NI-DAQドライバの7.4.2またそれ以降のバージョンをインストールするにはどうしたら良いでしょうか。



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題: バージョン7.4.2またそれ以降の従来型NI-DAQドライバをLabVIEWの最新のバージョンにインストールしたところ、古いバージョンのLabVIEWから従来型NI-DAQドライバが消えました。どうすれば、古いバージョンのLabVIEWにもドライバを使用できますでしょうか。

解決策:

従来型NI-DAQ7.4.2のReadmeファイル内のLabVIEW Supportにも書いてありますように、従来型NI-DAQのバージョン7.4.2はシステム内の最新バージョンのLabVIEWにドライバをインストールします。このドライバを2つ以上のLabVIEWのバージョンにインストールするには、以下の手順を行って下さい。

  1. 従来型NI-DAQ7.4.2をインストール
  2. パソコンを再起動
  3. 最新バージョンのLabVIEWフォルダから以下のフォルダを古いバージョンのLabVIEWフォルダにコピー([LVDIR] は最新バージョンのLabVIEWのフォルダになります。)

以上の操作で、複数バージョンのLabVIEWでドライバを使用可能になります。

従来型NI-DAQ APIはLabVIEW 7.0でコンパイルされています。お使いのLabVIEWのバージョンは7.0以上である場合、ドライバ内のサブVIを開く際、VIを保存するようにプロンプトが表示されますが、VIの動作には影響はありません。このようなプロンプトを表示させたくない場合、新しいバージョンのLabVIEWで上記のフォルダを一括コンパイルしてください。

注意点: ドライバ内のVIを最新のLabVIEWで開いて保存してしまうと、それらのVIを古いバージョンのLabVIEWでは開けなくなります。これを避けるには、VIを開く前に、最新のLabVIEWのフォルダから上記のフォルダを古いバージョンのLabVIEWにコピーしてください。



関連リンク:
Traditional NI-DAQ (Legacy) Version 7.4.4 for Windows 2000/XP

添付:





報告日時: 08/10/2006
最終更新日: 04/02/2007
ドキュメントID: 409F9TZN