ファイヤーウォールを使用しているとLabVIEWの起動時間が長くなる

使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 7.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題: 弊社のアプリケーションの中には、サーバとして機能するものや、TCP/IPを使用して他のアプリケーションと通信をするものがあります。これらのアプリケーションはNorton FirewallやZoneLabs、またZoneAlarmなどのパーソナルファイヤーウォールを使用している場合には、このアプリケーションがインターネットをアクセスすることを許可するのか、もしくはサーバとして動作させるのかといったことを設定しなくてはなりません。上記の場合には、LabVIEWの起動時間が多少長くなる場合があります。

解決策: 次のような動作はパーソナルファイヤーウォールを使用している際に、警告メッセージが出ます。

• LabVIEW VIサーバとWebサーバ -- これらの２つがLabVIEWがサーバとして起動する条件となります。ツール→オプションと選択し、サーバの構成を行ってください。


• NIサンプルファインダ -- このアプリケーションはサーバとして機能し、他のアプリケーションとのやりとりを行います。NIサンプルファインダはローカルでのアクセスのみを許可し、インターネットに接続して検索や弊社ウェブサイトからサンプルなどをダウンロードします。また、サービスロケータやヘルプサーバなどのアプリケーションと通信する際に、TCP/IPで接続します。


• ヘルプサーバ -- このサーバはLabVIEWヘルプとNIサンプルファインダで使用されます。通信は、すべてローカルで行われ、サーバはダイナミックポートを監視します。
  
• サービスロケータ -- このサーバはポート3580を使用し弊社のさまざまなアプリケーション（LabVIEWヘルプ、NIサンプルファインダ、そしてLabVIEW）で使用されます。そして、ローカル、そしてリモートの両方の通信を受理し、Windows上ではオペレーティングシステムとして起動しますが、他のオペレーティングシステムではLabVIEW内のVIとして起動します。
  
  
もし、パーソナルファイヤーウォールを使用していてLabVIEW(labview.exe)、NIサンプルファインダNIExampleFinder.exe)、そしてサービスロケータ(nisvcloc.exe)の起動時間が長い場合には、下記のオプションを参考にしてください。


• LabVIEW、NIサンプルファインダ、そしてサービスロケータがサーバ、そしてクライアントとして機能するようにファイヤーウォール上で設定を変更してください。
• localhost、使用しているPCのIPアドレス、そして使用しているネットワークのアドレスをファイヤーウォールから使用できるようにIPアドレスを追加してください。
• 最新のパーソナルファイヤーウォールがインストールされているか確認してください。


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報告日時: 05/27/2003
最終更新日: 06/29/2004
ドキュメントＩＤ: 2XQF5NWQ