Vivadoコンパイルツールを使用してハイブリッドインタフェースモードのビットファイルをコンパイルしたときに、特定のモジュールでタイミング違反が発生する



使用ソフトウェア: Driver Software>>NI-RIO
使用ソフトウェア・バージョン: 14.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: 14.1.1
二次のソフトウェア: N/A

問題: ハイブリッドインタフェースモードを使用するLabVIEW FPGAビットファイルをコンパイルしようとしたところ、タイミング違反が発生しました。

/Crio9264Resource2/Crio9264ResourceCorex/cRio9264x/ cRioStock/SpiEngine/cOutShiftReg_reg[7] /dio13_INST_0/O  

NI 9263モジュールをFPGAインタフェースで使用したとき、およびその他のモジュールをスキャンインタフェースで使用したときに、この通知が表示されました。なぜ、ハイブリッドインタフェースモード用にコンパイルしたときにタイミング違反の通知が表示されるのですか。

解決策: NI CompactRIOモジュールサポート 14.6をインストールすると、LabVIEW 2014 SP1用のいくつかの新しいモジュールのサポートもインストールされます。新しいモジュールの一覧は、ダウンロードページにあるReadmeを参照してください。

ビットファイルがLabVIEW 2014 SP1 FPGAモジュールXilinxコンパイルツールVivado 2013.4を使用している場合は、FPGAビットファイルをコンパイルするときにもエラーが発生する場合があります。コンパイル時にシンセシスを繰り返し再開しているように見えたり、「LabVIEW FPGA: コンパイル処理のいくつかのステップが実行されませんでした。」というエラーが報告される場合があります。この問題は、適切なアップデートをインストールすることで、解決するはずです。

次の表は、スキャンインタフェースコンポーネントが含まれているビットファイルが他のモジュールで使用されていたり、影響を受けるモジュールがFPGAインタフェースモードで使用されているときに影響を受けるCompactRIOシャーシを示しています。 この場合、コンパイルは失敗します。また、80 MHzトップレベルクロックでコンパイルしたときは、すべてのモジュールが影響を受けます。どちらの場合も、これらのアップデートをインストールすることで、タイミング違反の通知は解決します。

シャーシ 影響を受けるモジュール
cRIO-9068 NI 9203
cRIO-9067 NI 9205
cRIO-9066 NI 9206
cRIO-9065 NI 9220
cRIO-9064 NI 9222
cRIO-9063 NI 9223
NI 9147 NI 9263
NI 9149 NI 9264
cRIO-9039 NI 9265
cRIO-9038 NI 9269
cRIO-9036
cRIO-9035  
cRIO-9034  
cRIO-9033  
cRIO-9031  
cRIO-9030  



警告: LabVIEW 2014からLabVIEW 2014 SP1にアップグレードする予定の場合は、システムにパッチが適用されるように、NI-RIOデバイスドライバ 2015年2月版をインストールした後で、CompactRIOモジュールサポート 14.6をインストールしてください。 LabVIEW 2014のシステムにパッチを適用した後でLabVIEW 2014 SP1にアップグレードした場合は、パッチが未適用になる可能性があります。


関連リンク:
技術サポートデータベース 4ESLI3UI: LabVIEWとNI-RIOドライバのバージョンの互換性
製品ダウンロード: NI-RIOデバイスドライバ 2014年8月版f1
製品ダウンロード: CompactRIO用NI Linux Real-Timeセキュリティ更新 - 2014年11月
製品ダウンロード: NI-RIOデバイスドライバ 2015年2月版

添付:





報告日時: 04/20/2015
最終更新日: 04/22/2015
ドキュメントID: 6VJ7NUJQ