FieldPointカウンタモジュールのデッドバンド（Deadband）とは？

FieldPointカウンタモジュール（FP-CTR-500/502）のデッドバンド（Deadband）は何を意味していますか？

イーサネットネットワークモジュールを適切なファームウェア （FP-1600の場合0300レビジョン以上、FP-2000/2010の場合ではすべてのレビジョン）で使用すると、接続されたI/Oモジュールのアナログ/カウント入力チャンネルにデッドバンドを設定することができます。 デッドバンドとは、信号の変化率（%で表す）を指定することができるフィルタです。 それによってFieldPointサーバーへの信号の送信を制限することができます。

FieldPointカウンタモジュール（FP-CTR-500、FP-CTR-502）では、最大ターミナルカウント（0～65535）のデッドバンド割合ごとにカウンタ値を増分させることが可能です。たとえば、デッドバンドが1%のカウンタがあった場合、カウント値が655以上変化したときのみ、新しい値をFieldPointサーバーに送り返します。そのため、655以上づつ増分しながらカウントします。カウンタの変化が655未満の場合は無視され、ネットワーク帯域幅の使用を削減することができます。

注意: ターミナルカウント値を他の設定にしても、最大ターミナルカウント（0～65535）のデッドバンド割合ずつ増分しながらカウントします。

以下の手順に従って、デッドバンドを設定します。

1. I/Oモジュールを右クリックして、このデバイスを編集を選択します。
2. チャンネル構成をクリックします。
3. 各チャンネルに対しデッドバンドを%で指定します。
4. OKを2回クリックします。

製品マニュアル: FP-CTR-500 / cFP-CTR-500 取扱説明書
製品マニュアル: FP-CTR-502 / cFP-CTR-502 取扱説明書

添付:





報告日時: 08/26/2002
最終更新日: 07/17/2012
ドキュメントＩＤ: 2OP1SAW6