LabVIEW RT(リアルタイム)でのファイルダイアログ



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 8.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化:
二次のソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Professional Development System

問題: ファイル名を選択して、ファイルに保存するプログラムをWindowsで作成し、動作確認を行いました。問題なくファイルに保存ができたので、LabVIEW RTを使って、RT-OS上で動作させようとしたら、正しくファイルに保存できませんでした。どんな問題が考えられますか?

解決策:

ファイルダイアログを使っていると、RT-OS上では正しく動作しません。

RT-OS(リアルタイムシステム)は、ファイルダイアログをサポートしていません。したがって、ファイルダイアログを使うプログラムは正しく動作しません。ファイルダイアログの関数だけでなく、ファイルを開く関数も、パスを接続していない場合は、ファイルダイアログを開こうとするので、同様の問題が発生します。

Windows上では、「ファイルダイアログ」関数や「ファイルを開く」関数は、Windowsのシステムがもっているファイルダイアログを呼び出して開きます。しかし、LabVIEW Real Timeが動作するRT-OSには、ファイルダイアログがありません。

ファイルダイアログと同様のことを行いたい場合は、以下の関連リンクを参照して、ホストPCと通信するプログラムを書いてください。



関連リンク:

技術情報2S9D21OH: LabVIEW Real-Timeでは、どのようにファイルダイアログを作成できますか?

デベロッパーゾーン:Choosing a File Programmatically Using the List Directory Function

技術情報2M9ARPEW:Real-Time VI To Host VI Communication Methods



添付:





報告日時: 11/11/2007
最終更新日: 11/11/2007
ドキュメントID: 4FAJBK8V