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NI-CAN の API で作成した既存の VI は NI-XNET でも使えますか

使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 1.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: 1.1
二次のソフトウェア: Driver Software>>NI-CAN
ハードウェア: Industrial Communications>>CAN>>NI PXI-8512 CAN/HS2

問題:
以前NI-CAN の API で作成した VI を、新しい NI-XNET デバイスで使いたいのですが、既存の VI を NI-XNET 用の API に書き換える必要があるのでしょうか。

解決策:
NI-CAN の API を用いた既存のVI でも、ナショナルインスツルメンツでは、その既存のプログラムをNI-XNET でも動作出来るように、対応ライブラリを提供させていただいています。

NI-XNET 対応ライブラリは、NI-XNET ドライバの一部として追加されたソフトウェアであり、 Frame API や Cnannel API で作成されたコードに、新型デバイスである NI-XNET CAN (FlexRay を除く) とドライバに互換性をもたらします。　結果として、制限はありますが、NI-XNET の API を用いて新たなコードを開発するまでの間、NI-XNET デバイスを以前の API で動作させる事が可能です。　NI-XNET の API でなく、NI-CAN の API を用いて NI-XNET を使用しても、向上された性能で使用することができます。　

NI-XNET 対応ライブラリは、NI-XNET のドライバをインストールする際のオプション機能としてインストール出来、NI-CAN2.7 も同時にインストールされます。　一旦、NI-XNET のインストーラからインストールされますと、NI-XNET を NI-CAN 対応デバイスとして使用できます。　また、NI-XNET 対応ライブラリは NI-CAN 及び、NI-XNET に対応しているオペレーティングシステムの両方に対応しており、それぞれ独立して使用する事が出来ます。

NI-XNET 対応ライブラリをインストールすると、新しい特徴として、新規の NI-CAN として XNET デバイスが Measurement&Automation Explorer で認識されます。

NI-CAN 用に作成された NI-XNET 対応ライブラリは、NI-CAN の基本的な機能を満たすように設計されていますが、NI-XNET デバイスの仕様上、全ての機能を満たしていません。　機能的な違いや、使えない関数に関してはNI-CAN ソフトウェア & ハードウェアマニュアルを参照してください。

関連リンク:
Developer Zone Tutorial: Migrating NI-CAN Applications to NI-XNET
Developer Zone Tutorial: NI-XNET CAN and FlexRay Platform Overview
Developer Zone Tutorial: Controller Area Network (CAN) Overview
Developer Zone Tutorial: NI CAN Product Compatibility and Feature Table
Product Manuals: NI-CAN Hardware and Software Manual
Product Manuals: NI-XNET Hardware and Software Manual

添付: