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VLM で管理するライセンスには、まず、ノンコンカレント (non-concurrent) と コンカレント(concurrent) というものがあります。
ノンコンカレントは、通常のライセンスと同様に、コンピュータ、または、ユーザーに対して限定してライセンスを付与します。このライセンスは、未使用中でも他のコンピュータやユーザーに対して付与されることはありません。それに対して、コンカレントのライセンスは、VLMがもつライセンス数になるまで、未使用中のライセンスをほかのコンピュータやユーザに付与することができます。ボリュームライセンスを使用して、契約するライセンス数を減らす場合などはコンカレントのライセンスで規約する必要があります。
さらに、コンカレントのライセンスには、VLMで許可されたコンピュータやユーザーのみにライセンスを付与するマネージドコンカレント(managed concurrent) と、登録や許可の必要が無く、完全に任意のコンピュータでライセンスを使用できるアンマネージドコンカレント (unmanaged concurrent) の2種類のライセンスがあります。
コンカレントの2種類のライセンスは、VLMがそのライセンスを付与するので、常にネットワークでVLMにアクセスできる必要があります。 一方、ノンコンカレントのライセンスの場合は、通常はVLMにアクセスしてライセンスを取得しますが、VLMにアクセスするごとに14日間の一時ネットワークライセンスを自分のコンピュータ上に作成します。これにより、一時的にVLMにアクセスできなくてもソフトウェアが利用できます。コンカレントライセンスの場合には作成されませんのでご注意ください。
また、非接続ライセンスというライセンスも使用できます。非接続ライセンスは、ネットワーク接続していないなどの理由でVLMにアクセスできないコンピュータに対して、ライセンスファイルをクライアントPCにインストールして使用するという方法です。この方法を使用するとネットワーク接続していないPCに対してもVLMが管理するライセンスを付与することが可能です。
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