NI Switch のリレーを自分で交換出来ますか?
ハードウェア: Switches
問題: PXI や SCXI のスイッチモジュールを持っていますが、1 つのリレーが寿命に近いようです。自分自身でリレーの交換は行えますか、それとも修理として NI に送る必要がありますか?
解決策: 高電力もしくは長時間に及ぶ切り替えを必要とするアプリケーションには、システムの故障発生を回避するためにフィールドリレー交換が必須です。個々のリレーがフィールドリレーの交換をサポートしている場合、
NI Switches Help に
リレーの交換の手順が書かれています。リレーを交換した後、
リレーカウントをリセットするトピックを参照し、新しいリレーの寿命に合わせます。
National Instruments では数種類のリレー交換のキットをご提供しています。各キットは 10 個のリレーのセットです。しかしながら弊社のスイッチモジュール用にご提供しているものになり、弊社製品以外のスイッチモジュールをお使いの場合は各リレー製造元やリレーの小規模市販取り扱いのある企業様へお問い合わせください。
弊社ご提供のリレー交換キットの一つに関連リンクに挙げております IM42GR リレーキットがあります。このリレーキットには、PXI-2527、PXI-2568、PXI-2569、PXI-2570、PXI-2575、SCXI-1169、SCXI-1175などのNIスイッチモジュールで使用可能な10個のAxicom IM42GR交換用リレーが含まれています。この製品ページには 「NI PXI/SCXI スイッチモジュールに搭載されているリレーカウントトラッキング機能とリレー交換キットを併用すれば、システムの故障時間を最小限に抑えた予防保守のためのソリューションとなります。 各モジュールのリレー交換についての全文書は、「Device」セクションの下にあるNI Switchesのヘルプファイルをご覧ください。」 との記載があります。
メモ: 保証期間内に使用回数の増加したリレーは手順に従って交換をしていただく必要があります。正しい交換手順に従って行われた交換は保証に対して影響はありません。
メモ: スイッチモジュールは1つもしくは複数のメザニンボード (ドーターカード) やベースボードと呼ばれるリレーのついたPCBボードで構成されています。例えば NI PXI-2569 では 2 つのPCB ボードで構成されています。1つの交換すべきリレーをヘルプを参照して交換する際、同じボード上のリレーをすべて交換する必要も考えられます。またボード自体に傷をつけるなど損傷してしまった場合、弊社技術サポートにご連絡いただき、ドーターカードの送付希望をしていただくことが可能です。モジュールを新規購入するより安価で済む場合が多くなっております。
関連リンク: 製品とサービス: IM42GR リレー交換キット製品マニュアル: NI Switches Help
添付:
報告日時: 06/30/2009
最終更新日: 05/10/2017
ドキュメントID: 4YTE729G
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