MシリーズDAQボードとBNC-2120を使った場合のカウント方向の外部制御
ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)>>Connector Blocks>>BNC-2120
問題: MシリーズDAQボードでは、カウンタのカウント方向の外部制御を行う端子がEシリーズから変更されて、カウンタ0とカウンタ1のそれぞれに対して、PFI 10とPFI 11を使うようになっていますが、BNC-2120にはその端子がありません。MシリーズDAQボードとBNC-2120を使った場合のカウント方向の外部制御にはどの端子を使用したらいいのでしょうか?
解決策: MシリーズDAQボードのカウント方向の制御には、カウンタ0にはPFI 10、カウンタ1にはPFI 11がデフォルトPFIラインになっております。しかし、外部的にカウント方向を制御するには、DAQmxチャンネルプロパティノードをBNC-2120かMシリーズDAQボードにある他のPFIラインを指定して行えます。それを実現している1つの例として、以下を参照してください。
図1はカウンタのカウント方向を制御するためのチャンネルプロパティノードの設定方法です。


図1. DAQmxチャンネルプロパティノードの設定方法
図2は2つのカウンタのカウント方向の制御のための設定方法です。

図2. 複数カウンタでの設定方法
もしP0.6とP0.7(Eシリーズデバイスのライン)に配線された入力信号がある場合、Mシリーズデバイスでは方向制御のためにP0.6とP0.7が使えます。ただし、図3で示すように手動で入力する必要があります。

図3. Mシリーズデバイスでカウンタ0の方向を制御するためにP0.6を使う方法
関連リンク:
添付:
Count Digital Events M-Series on 2120.vi
報告日時: 05/31/2005
最終更新日: 06/18/2016
ドキュメントID: 3LU56BFE
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