LabVIEW 7.x以前において、カーソル凡例では以下のコンポーネントが含まれています。
LabVIEW 8.x以降では、
カーソルムーバセレクタ、
フォーマットメニュー、および
ロックメニューボタンは、カーソル凡例の右側に表示されません。カーソルをカスタマイズするには、カーソル凡例を右クリックしてショートカットメニューから
オプションを選択します。LabVIEWの旧バージョンでカーソル凡例のボタンを使用してアクセスできるすべてのオプションは、ショートカットメニューにあります。
複数のカーソルを追加する LabVIEW 7.x以前では、位置決めツールを使用してカーソル凡例を拡張します。拡張すると、多くのカーソルエントリが表示されます。カーソル凡例内において任意の行をクリックして、カーソルをアクティブにします。操作ツールまたはラベリングツールを使用して、カーソル凡例にカーソル名や座標を入力します。LabVIEW 8.x以降では、カーソル凡例内の任意の場所で右クリックして、
カーソルを作成を選択し、ショートカットメニューからカーソルモードを選択します。
フロントパネルからカーソルを移動する フロントパネルからカーソルを移動する方法はいくつかあります。
- プロット近辺のカーソルをドラッグします。
- LabVIEW 7.x以前では、カーソルムーバセレクタを使用して移動するカーソルを選択し、右側にあるカーソル移動ボタンを使用して選択したカーソルを移動します。LabVIEW 8.x以降では、カーソル凡例でカーソルを右クリックKして、属性 » ドラッグを許可を選択してカーソル移動を有効/無効にします。
- カーソル凡例でX座標およびY座標を入力します。
プログラム的にカーソルを移動する プロパティノードを使用してプログラム的にカーソルの値を指定します。
各カーソルの外観をカスタマイズする LabVIEW 7.x以前では、
フォーマットメニュー使用して以下のカーソルプロパティを変更します。
- 色 - カーソルの色を変更します。
- カーソルスタイル - 十字カーソルの外観を変更します。
- ポイントスタイル - カーソルのポイントスタイルを変更します。
- ラインスタイル - 十字カーソルのスタイルを変更します。
- ライン幅(線の太さ) - 十字カーソルの線の太さを変更します。
- 名前を表示 - グラフ上にカーソル名を表示します。
- 中心に表示 - X座標およびY座標の値変更せずにグラフの中心にカーソルを表示します。
- カーソルに移動 - 選択されたカーソルの交点をグラフの中心へ移動します。
LabVIEW 8.x以降では、カーソル凡例を右クリックしてショートカットメニューから
属性を選択し、上記のオプションを選択します(一部の項目は属性以外の場所にあります)。
各カーソルの移動をカスタマイズする LabVIEW 7.x以前では、
ロックメニュー使用して以下のカーソルプロパティを変更します。
- 解放 - グラフ上のどこにでもカーソルを移動することが可能です。
- ポイントにスナップ - カーソルを波形グラフの一番近いプロットに移動します。
- プロットをロック - カーソルを特定のプロットにロックして、そのプロット上のみでカーソルを移動します。
LabVIEW 8.x以降では、カーソル凡例内の任意の場所で右クリックして、
カーソルを作成を選択し、ショートカットメニューからカーソルモードを選択します。カーソルは、以下のカーソルモードを含みます。
- 解放 - プロット位置に関わらずプロットエリア内で自由にカーソルを移動します。
- 単一プロット - カーソルに関連するプロット上のみでカーソルを位置付けします。カーソルは、関連するプロット上を移動することができます。カーソル凡例の行を右クリックしてショートカットメニューから監視を選択し、すべてのプロットに関連させます。
- 複数プロット - プロットエリアで特定のデータポイント上のみでカーソルを位置付けします。複数プロットのカーソルは、カーソルが関連するすべてのプロットのX値を表示します。プロットエリアにおいて任意のプロットにあるカーソルを移動することができます。カーソル凡例の行を右クリックしてショートカットメニューから監視を選択し、すべてのプロットに関連させます。このモードは、複数の信号が含まれるグラフのみで有効です。