NI-8352/3 ラックマウントコントローラのアクセス不能なハードドライブ
ハードウェア: PXI/CompactPCI>>Controllers>>NI 8352, PXI/CompactPCI>>Controllers>>NI 8353
問題: National Instruments の 8352 と 8353 ラックマウントコントローラに搭載されている ES.2 Barracuda ハードドライブのファームウェアに問題が発見されました。この問題は集録されたデータの正規性やコントローラのパフォーマンスに関係ありません。不具合はハードドライブの内部イベントログの操作に関係し、指定のカウンタ値で起動すると固有のデータがアクセス不能になります。影響のあるカウンタ値は
320+256*x の計算式で算出でき、x は0以上の整数値です。
解決策: Seagate はハードドライブのファームウェアに上記不具合があるか確認できるオンラインユーティリティを提供されています。ファームウェアの更新は必ず不具合があると確認した上で行ってください。問題の詳細とファームウェア確認の手順は以下の Seagate のリンクをご参照ください。
Seagate 製品のファームウェア更新 [207931]
http://seagate.custkb.com/seagate/crm/selfservice/search.jsp?Tab=search&Module=selfservice&TargetLanguage=selfservice&DocId=207931&NewLang=ja
日本語の手順書は上記リンク先の「次の手順に従って、ファームウェアの更新が必要かどうかを判断してください。」の下のここをクリックのリンクをご参照ください。
不具合があることを確認できましたら以下の手順に従って NI-8352/3 のハードドライブのファームウェア更新を行ってください。
以下に不具合があるハードドライブのファームウェアの更新を行う .iso ファイルを添付しましたので、ダウンロードし、下記のリンクを参考にイメージを CD-ROM に焼いてください。
.iso イメージ ファイルを CD に書き込む方法について [201431]
http://seagate.custkb.com/seagate/crm/selfservice/search.jsp?Tab=search&Module=selfservice&&TargetLanguage=selfservice&DocId=201431&NewLang=ja
- キーボード、マウス、モニタと電源ケーブルを NI-8352/3 に接続します。NI-8352/3 の電源を投入し、Delete キーを押して(連打が必要な場合があります)BIOS に入ります。BIOS に入ったら焼いたSeagate ファームウェア更新 CD を入れます。*システムがリアルタイム (RT) システムの場合は手順の2.は飛ばします。*
- ↓ キーを押して SATA RAID を選択し、+ キーを押してSATA RAID を Disabled にします。
- F10 キーを押して保存して終了します。(確認画面ではEnter を押します)
- CD からシステムが起動したらREAD ME ファイルが表示されます。F10 キーを押して終了します。(数分かかる場合があります)
- 下記画面が表示されたらA キーを押して、「Download Firmware to ST3250310NS」を選択します。
- ファームウェアの更新が終了したら下記が画面が表示されます。いずれかのキーを押して操作を続け、CD を出した後に電源ボタンを押してシステムの電源を切ります。**RT システムの場合はこれで更新が完了です。その他のシステムは次の手順も行います。**
- システムを再度起動し、再び Delete キーを押して BIOS に入ります。BIOS に入ったら↓キーを押して SATA RAID を選択したら - キーを押して SATA RAID を Enabled にします。F10 キーを押して保存して終了します。
- システムが再起動したらオペレーティングシステムが起動することを確認します。
関連リンク:
添付: Seagate Notification Letter (PDF)
ファームウェア更新 ISO (ZIP)
報告日時: 05/05/2009
最終更新日: 10/05/2009
ドキュメントID: 4X48K5L3
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