Multifunction DAQ device上の+5V 端子に流れる電流について



ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)>>M Series

問題: MシリーズDAQデバイスの+5V端子がどのような構造になって、何Aを流すことができますか。

解決策:

Multifunction DAQ device上の+5V ピンから流れる電流について

デバイスはピンからD GNDを基準として外部へ+5V(最大1Aまで)を供給し、ほとんどのデバイスにおける電力定格が +4.75から +5.25 VDC(1A)となります。

詳細はデバイス毎の仕様に記載されています。

 

+5Vピンはデバイスが組み込まれているコンピュータの電源に1Aヒューズを通して直接的に接続されております。

コネクタが2つ付いているデバイス(PCI-6224や6229等)は、コネクタ0と1の両方がそれぞれ1Aのヒューズを通してコンピュータの電源につながっておりますので、、そのデバイスにおいてはPCIの+5V busから合計2Aの電流が引き出されることとなります。

1つのコネクタの複数の+5Vピンからは合計1Aの電流を流すことが可能となり、どの場合においても電流は入力信号や他のピンには左右されることはありません。

 

+5V端子から仕様以上の電流供給は不可能となり、通常は外部のスイッチ制御、大きな電力を必要としないアクセサリーの制御、またはボードがPCに組み込まれ、正常に動作するかのテスト等に使用されます。

電源が供給されているような電圧ソースとなるような機器への接続は大変危険ですので避けて下さい。



関連リンク:

M シリーズユーザマニュアル (日本語)



添付:





報告日時: 02/08/2008
最終更新日: 08/01/2008
ドキュメントID: 4I71PMFF