VISAを使用した実行ファイルがターゲットマシンで動作しません
使用ソフトウェア: Driver Software>>NI-VXI
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
問題:
LabVIEW開発環境でVISAを使用したVIを作成し、配布するために実行ファイル(.exe)を作成しました。ターゲットマシンでシリアルポートにアクセスする際、エラー -1073807343が発生します。
解決策:
実行ファイルがVISAコマンドを使用している場合、開発環境ではないターゲットマシンにはNI-VISAランタイムエンジンをインストールする必要があります。開発環境のNI-VISAと同じバージョン(またはそれ以降)のNI-VISAランタイムエンジンが必要です。
ターゲットがシリアルデバイスの場合はNI-Serialも必要です。
ドライバと更新: NIドライバダウンロードにアクセスして、特定のバージョンおよび最新版のNI-VISAランタイムエンジンを入手できます。
「VISAを開く」関数、または「VISAシリアルポート構成」に対してVISAリソース名入力端子に入力する際、ターゲットマシンではCOM1、COM2、LPT1などのエイリアス名をサポートしていない可能性があります。その代わりにVISAリソース名を使用します(例: COM1はASRL1::INSTRなど)。
VISAリソース名を設定する方法は、以下のとおりです。
- ダイアグラムで「VISAを開く」関数を配置し、ワイヤリングツールを使用してVISAリソース名入力を右クリックします。
- 右クリックのコンテキストメニューから作成 » 制御器を選択します。
- フロントパネルに移動して、新しく作成した制御器を右クリックします。
- 右クリックのコンテキストメニューから未定義の名称を許可を選択します(選択されていない場合)。LabVIEWバージョンによっては、I/O名フィルタ設定を選択後上級タブの中にチェックボックスがあります。
- 使用するポートのVISAリソース名を入力します。名前は、"ASRL1::INSTR"のようにします。
メモ: この名前は、Measurement & Automation Explorer(MAX)でデバイスとインタフェース » ポート名で確認することができます。エイリアス名は、各ポートをクリックすると右側の欄にある「名前」テキストボックスで設定することができます。
- エラーが解決したらコードを実行します。
ターゲットマシンがリアルタイムOSの場合、プロジェクトで項目を右クリックして接続を選択します。これは、VISAリソース名で表示するために検出されたデバイスのVISAリソースを許可します。
名前が表示されないか、これらのステップ後にエラーメッセージが残る場合、NI-VISAおよびNI-Serialの最新バージョンにアップグレードする、現在インストールされているこれらの2つのドライバを再インストールを試してみてください。
実行ファイルに含める必要のある特定のファイルに関する詳細は、『技術サポートデータベース 16BB9RJV: LabVIEWアプリケーションビルダで作成した実行可能ファイルに必要なファイル』を参照してください。
関連リンク: 技術サポートデータベース 16BB9RJV: LabVIEWアプリケーションビルダで作成した実行可能ファイルに必要なファイルドライバと更新: NI Driver Downloads
添付:
報告日時: 08/14/2001
最終更新日: 12/08/2015
ドキュメントID: 2CDB7Q2Q
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