CVS-1450シリーズに搭載されているコンパクトフラッシュのフォーマットの方法
ハードウェア: PXI/CompactPCI>>Controllers
問題: CVS-1450シリーズに搭載されているコンパクトフラッシュのフォーマットの方法を教えてください
解決策: CVS-1450シリーズに搭載されているコンパクトフラッシュのフォーマットの方法
どの様な可能性で、フォーマットの必要性が出てくるのか:非常にまれではありますが、NI CVS-1450に搭載されているコンパクトフラッシュは、不良セクタを生成することがあります。
この原因としては、ファイル書き込み中の電源強制OFF等の不正な終了等が考えられます。
このような問題が発生した際に、フォーマットを行う必要があります。
どの様な現象をもって、フォーマットの必要性を判断するか:
- Measurement & Automation Explorer (MAX)からソフトウェアダウンロードが一切出来ない場合。また、その旨のエラーがMAX上で発生する場合。
- Vision Builder for Automated Inspection等を使用した際に、プログラムをダウンロードできない場合。
- NI CVS-1450 シリーズが、セーフモードや通常モードで正しく起動しない場合。
- NI CVS-1450 上にファイル保存できない、もしくは転送できない場合。
実際のフォーマット方法:もし対象NI CVS-1450シリーズのBIOSのバージョンが10.3以降であれば、下記に続くコンパクトフラッシュのフォーマット方法を実行してください。BIOSのバージョンがそれ以前のものである場合は、日本ナショナルインスツルメンツへご連絡ください。
弊社技術部にて、お預かりの上対応させていただきます。
Note: NI CVS-1450シリーズ・リビジョンCおよびそれ以降のデバイスはすべてBIOSの10.3以上のバージョンがインストールされています。さらに、2003年1月15日以降修理されたユニットはすべて、BIOSの10.3以降のバージョンがインストールされています。バージョン未確認のままのフォーマットはエラーの原因となりますので、お勧めいたしておりません。
フォーマットユーティリティーの実行:
- IEEE 1394バージョン1.5.1あるいはそれ以降のNI-IMAQがホスト・マシンにインストールされることを確認してください。ドライバー・ソフトウェアのバージョンが古い場合は、ドライバーのアップデートが必要になります。
- 装置の正面のセーフモードディップスイッチをONにし機器をリブートすることにより、セーフモードでNI CVS-1450シリーズをブートしてください。
- ホストコンピューターへNI CVS-1450シリーズ上のユーザデータファイルを可能な限りすべてバックアップしてください。コンパクトフラッシュのフォーマットは、NI CVS-1450シリーズ上のファイルすべてを消し、上書きします。
- MAXを起動します。
- 構成ツリー内のリモートシステムコンポーネントを開いてください。
- フォーマットしたいNI CVS-1450シリーズを選択して、「フォーマットディスク」を選択してください。

- NI CVS-1450シリーズのビデオ出力は、フォーマットのステータスを表示します。フォーマットユーティリィティが終了した後、装置をリブートしてください。
- 起動以降、IPアドレスやソフトウェアのダウンロードなど、実際に使用するまでに行っていただくステップは、NI CVS-1450シリーズのクイックスタートガイドの記載と同じです。
- バックアップデータがある場合は、NI CVS-1450へユーザーデータの移行を行ってください。
関連リンク: National Instruments' Image Acquisition and Vision Support Homepage
添付:
報告日時: 02/25/2004
最終更新日: 02/19/2009
ドキュメントID: 36O9I8HW
Other Support Options
Ask the NI Community
Collaborate with other users in our discussion forums
Request Support from an Engineer
A valid service agreement may be required, and support options vary by country.