Real-timeターゲット上で従来型DAQを使用したプログラムが正常に動作しない場合の対処法



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: Driver Software>>NI-DAQmx

問題: LabVIEW Real-timeターゲット用に,従来型NI-DAQを用いてデジタルI/Oを制御するプログラムを作成しました。ターゲット用のVIをLabVIEWから起動すると正常に動作しますが,アプリケーションビルダを用いて実行形式ファイル(startup.exe)を作成し自動実行すると,起動後数秒で制御不能になります。対処法を教えて下さい。

解決策: この問題はNI-DAQ 7.0以降でRTターゲット上に従来型DAQ(Traditional NI-DAQ)とDAQmxが共にインストールされている場合に発生します。お使いのプログラムは従来型DAQを使用しているので,RTターゲットからDAQmxをアンインストールすることで不具合を解消することができます。

ホストコンピュータでMAX (Measurement & Automation Explorer) を起動し,
リモートシステム > [RTターゲット] > ソフトウェア
を選択してマウスを右クリックし,「ソフトウェアをインストール」を選択します。
この後,NI-DAQmxの項目で「この項目をアンインストールする」を選択して画面の指示に従い作業を進めることでDAQmxをアンインストールすることができます。

なお,この作業を行った際RTターゲットからDAQmxは削除されますが,ホストコンピュータにはDAQmx本体やRTターゲットオプションは残されますので,必要に応じて再度RTターゲットにインストールすることができます。

実行形式にするかVIのまま動作させるかにかかわらず,ターゲット上には従来型DAQとDAQmxを同時にインストールしないことをお勧めいたします。

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報告日時: 09/23/2005
最終更新日: 09/27/2005
ドキュメントID: 3PM6J2IL