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Active X コンテナには、エクセル(Excel)やワード(Word)をコントロールとして入れることができません。たとえば、MicroSoft Office Spreadsheet というコントロールがありますが、これは、Excelとは一部異なったものになっています。この場合、ExcelをActiv X オートメーション(Automation)で開いた場合と異なり、直接ファイルを読み込むことができません。Active X ドキュメント(Document)としてコンテナに入れた場合もオートメーションとはプロパティ/メソッドが異なり、直接ファイルから読み込むことができません。代わりの方法として、ウェブブラウザ(Web Browser) でエクセルやワードのファイルを表示するという方法があります。添付のサンプルVIは、Active X コンテナにウェブブラウザを入れて、そこで、エクセルファイルやワードファイルを表示するというプログラムです。
エクセル上でデータの操作を行う場合は、Active X オートメーションを使用してください。その場合、NI LabVIEW Microsoft Office用レポート生成ツールキット(Microsoft Office Report Generation toolkit) を使用するとプログラムの作成が容易になり、また、短時間で開発できます。
添付のVIは、LV8.5で作成し、Windows XP SP2、IE6.0で動作確認しています。旧バージョン用に保存してあるので、LabVIEW8.2でも開くことができます。
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