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列挙体制御器の項目を編集する方法として、制御器のプロパティやショートカットメニューから手動で項目を挿入や削除などの編集を行うことができます。また列挙体制御器のプロパティノードのStrings[]を使用してプログラム的に項目を編集することが可能です。プログラム的に編集する際、Strings[]プロパティで指定する文字列は列挙体制御器のデータタイプの一部となるため、対象となる列挙体制御器が含まれるVIは編集モードである必要があります。したがってStrings[]プロパティを別のVIで使用し、対象の列挙体が含まれるVIが実行していない状態で編集する方法となります。
具体的な手順は
列挙体制御器を含んだVIのリファレンスを開き、パネルのリファレンスを取得します。
Panel Controls[]から制御器を読み取り、Label Textプロパティから対象の列挙体制御器を指定し、Strings[]プロパティで設定します。
下記にあるサンプルVIが実際のプログラムの組み方となります。
添付されている両方のVIをダウンロードし、まずenum_target.viを開きます。
中の列挙体に“Before”のみが含まれていることを確認し、VIを保存します。
Change_enum.viを立ち上げ、enum_target.viの保存先パスを指定し、実行します。
その後enum_target.viの列挙体が変更されていることが確認できます。
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