列挙体の項目をプログラム的に編集する方法



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 7.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化:
二次のソフトウェア: N/A

問題: 列挙体制御器の項目挿入、削除等の編集をプログラム的に行う方法はありますか。

解決策:

列挙体制御器の項目を編集する方法として、制御器のプロパティやショートカットメニューから手動で項目を挿入や削除などの編集を行うことができます。また列挙体制御器のプロパティノードのStrings[]を使用してプログラム的に項目を編集することが可能です。プログラム的に編集する際、Strings[]プロパティで指定する文字列は列挙体制御器のデータタイプの一部となるため、対象となる列挙体制御器が含まれるVIは編集モードである必要があります。したがってStrings[]プロパティを別のVIで使用し、対象の列挙体が含まれるVIが実行していない状態で編集する方法となります。

具体的な手順は
列挙体制御器を含んだVIのリファレンスを開き、パネルのリファレンスを取得します。
Panel Controls[]から制御器を読み取り、Label Textプロパティから対象の列挙体制御器を指定し、Strings[]プロパティで設定します。
下記にあるサンプルVIが実際のプログラムの組み方となります。

添付されている両方のVIをダウンロードし、まずenum_target.viを開きます。
中の列挙体に“Before”のみが含まれていることを確認し、VIを保存します。
Change_enum.viを立ち上げ、enum_target.viの保存先パスを指定し、実行します。
その後enum_target.viの列挙体が変更されていることが確認できます。



関連リンク:

添付:


Change_Enum.vi - Change_Enum.vi
enum_target.vi - enum_target.vi



報告日時: 09/09/2004
最終更新日: 05/01/2008
ドキュメントID: 3D8AH34P