Archived: NI 407x DMMをNI-DMM 3.0と使用した際に起こるAC電流測定の問題

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使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 3.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: 3.0.1
二次のソフトウェア: Calibration Executive

問題:
ナショナルインスツルメンツでは、NI-DMM 3.0がセルフキャリブレーションルーチンに問題があり、NI 4070、4071、および4072 DMMで不正確なAC電流測定が行われることを発見しました。NI-DMM 3.0でセルフキャリブレーションをおこなったすべてのハードウェアに影響し、2009年7月31日から2009年12月2日の間に製造出荷されたすべての407x DMM、もしくはNI Calibration Executiveを使用した場合を含みます。この問題は、オートゼロプロパティ/属性を"オート"もしくは"OFF"に設定している場合にのみ、AC電流測定の確度に影響を与えます。

• NI-DMM 3.0でNI 407x DMMのセルフキャリブレーションを実行した場合
• 2009年7月31日から2009年12月2日の間に、NI 407x DMMを購入、修理、もしくはキャリブレーションサービスを利用して、NI-DMM 3.0でセルフキャリブレーションを実行した場合
• Calibration ExecutiveおよびNI-DMM 3.0以降を使用して、セルフキャリブレーションを自動的に行う検証ルーチンを実行した場合

解決策:

• NI-DMM 3.0.1以降にアップグレードしてセルフキャリブレーションを実行し、不正確なAC電流測定を回避する。

その他の回避策

• NI-DMM 3.0の使用を続ける場合は、オートゼロをOnに設定すれば、正確なAC電流測定が行えます。
• また、NI-DMM 2.9などの旧バージョンのNI-DMMでセルフキャリブレーションを実行することで回避できます。

• LabVIEW 2009（32ビット）およびLabVIEW 2009（64ビット）のサポート。
• NI-DMM/Switch Express VIでの温度測定のサポート。
• DMMソフトフロントパネルでの温度測定のサポート。
• 64ビットユーザモードのサポート。
• niDMM_GetErrorMessage関数の導入。
• ANSI Cで書き直されたCサンプルおよび64ビットターゲット用に追加されたmakefileサポート。

ご面倒をおかけして申し訳ございません。ナショナルインスツルメンツでは、製品に対してお客様のご満足と信頼を頂けるよう努力致します。

関連リンク: ドライバとアップデート： NI-DMM

添付:





報告日時: 11/18/2009
最終更新日: 12/13/2009
ドキュメントＩＤ: 53HD6TD4