LabVIEWビジョン開発モジュール7.0で新たに加わった機能



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 7.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題: LabVIEWビジョン開発モジュール7.0へのアップグレードを考えていますが、どのような機能が追加されましたか?

解決策: NI Vision Assistant 7.0:
Vision Assistant 7.0では1次元バーコードの読み込みや光学文字列認識機能などが加わりました。

NI IMAQ 2.6:
新しいIMAQドライバには、Bayerエンコードを採用しているカメラへのサポートや、ホワイトバランスユーティリティ機能が加わりました。

Image Display制御器:
バージョン7.0では、取り込んだ画像をネイティブ環境のフロントパネルで表示するためのImage Display制御器が加わりました。(この機能はLV6.1以前のバージョンではサポートされていません。)

向上した粒子解析:
粒子解析に関するVIの処理速度が10倍近くに飛躍し、更に新しい粒子解析関数や、補正された画像をサポートするVIも組み込まれました。

AVIファイルサポート:
バージョン7.0では、動画ファイルに複数の画像を読み書きすることができるようになりました。単にAVIファイルを読み込むだけではなく、圧縮されたAVIファイルとして書き込んだり、既存のAVIファイルに新たなデータを書き込むこともできます。

構成度の円・楕円近似:
新しい円・楕円近似VIでは、ユーザーが設定した精度でアウトライアー(近似円を描いた際にはみ出た点)を除去することができるようになりました。

LabVIEWリアルタイムにおける確定性の向上:
新しいVIでは、アルゴリズムが時間内に終了したしないに関わらず、何らかの戻り値を返すように変更されたため、確定性が重要なアプリケーションに更に適したアーキテクチャとなっています。


関連リンク: Vision 7.0 Development Module for LabVIEW Release Notes


添付:





報告日時: 08/31/2003
最終更新日: 10/27/2004
ドキュメントID: 30UDI8A2