NI 9945とNI 9237の配線ガイド



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 4.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
ハードウェア: CompactDAQ>>Analog Input Modules>>NI 9237, CompactDAQ>>Analog Input Modules>>NI 9237

問題:
歪みゲージをNI 9944/5またはNI 9237へ配線するにはどうすれば良いですか?


解決策:

説明

NI MAX(Measurement and Automation Explorer)のDAQmxグーロバル仮想チャンネルまたはDAQmxタスクに接続ダイアグラムタブがあり、設定値に合わせて接続ダイアグラムを表示することができます。この接続ダイアグラムでは、歪みゲージとNI 9944またはNI 9945との配線の詳細を表示しています。ここで、接続ダイアグラムの中のCH+はモジュール上のIN+を示します。

この例は、2本のリード線を持つクォータブリッジの配線図です。1本のリード線は、0番ピン(EX+)に接続し、もう1本のリード線は1番ピン(CH+またはIN+)と2番ピン(QTR)両方に接続します。

  • EX+: 励起
  • CH+ または IN+: チャンネルまたは信号入力
  • QTR: クォータブリッジ補正ターミナル

NI 9944/9945 クォータブリッジ構成アクセサリ (PDF)』では、下図のようにピンのラベルが記載されています。

 



設定手順

NI 9945の設定をおこなうには、NI MAXにてDAQmxグローバル仮想チャンネルを作成します。信号を集録 ≫ アナログ入力 ≫ 歪みの順で選択します。 NI 9237の中の使用するアナログ入力チャンネルを選択し、グローバル仮想チャンネルの名前を入力します。「終了」ボタンをクリックします。



歪み構成の項目上にマウスカーソルを合わせると、MAXのヘルプ画面に下記の回路図が表示されます。

この図では、R4は歪みゲージであり、R3はシャント抵抗です。歪みゲージ以外の回路部分はモジュールの内部に含まれています。 接続ダイアグラムを表示するには、接続ダイアグラムタブを選択します。接続ダイアグラムで示すように配線します。

最後の手順として歪みゲージのキャリブレーションをおこないます。NI-DAQmxグローバルチャンネル歪み設定画面内にあるデバイスタブを選択して、「歪みキャリブレーション」ボタンをクリックします。

 各項目の詳細に関しては、下部にある「ヘルプ」ボタンをクリックして参照してください。


メモ: この例では、グローバル仮想チャンネルで説明していますが、タスクの場合も同じ手順です。



関連リンク:
製品マニュアル: NI 9944/9945 クォータブリッジ構成アクセサリ (PDF)

技術サポートデータベース 4PK5M1DQ: How Can I Connect a Quarter Bridge to an NI 9944 or NI 9945 with an NI 9237 Module on a CompactRIO System?

添付:





報告日時: 03/29/2007
最終更新日: 06/20/2016
ドキュメントID: 47SGM5CY