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説明
NI MAX(Measurement and Automation Explorer)のDAQmxグーロバル仮想チャンネルまたはDAQmxタスクに接続ダイアグラムタブがあり、設定値に合わせて接続ダイアグラムを表示することができます。この接続ダイアグラムでは、歪みゲージとNI 9944またはNI 9945との配線の詳細を表示しています。ここで、接続ダイアグラムの中のCH+はモジュール上のIN+を示します。
この例は、2本のリード線を持つクォータブリッジの配線図です。1本のリード線は、0番ピン(EX+)に接続し、もう1本のリード線は1番ピン(CH+またはIN+)と2番ピン(QTR)両方に接続します。
『NI 9944/9945 クォータブリッジ構成アクセサリ (PDF)』では、下図のようにピンのラベルが記載されています。
設定手順
NI 9945の設定をおこなうには、NI MAXにてDAQmxグローバル仮想チャンネルを作成します。信号を集録 ≫ アナログ入力 ≫ 歪みの順で選択します。 NI 9237の中の使用するアナログ入力チャンネルを選択し、グローバル仮想チャンネルの名前を入力します。「終了」ボタンをクリックします。
歪み構成の項目上にマウスカーソルを合わせると、MAXのヘルプ画面に下記の回路図が表示されます。
この図では、R4は歪みゲージであり、R3はシャント抵抗です。歪みゲージ以外の回路部分はモジュールの内部に含まれています。 接続ダイアグラムを表示するには、接続ダイアグラムタブを選択します。接続ダイアグラムで示すように配線します。
最後の手順として歪みゲージのキャリブレーションをおこないます。NI-DAQmxグローバルチャンネルの歪み設定画面内にあるデバイスタブを選択して、「歪みキャリブレーション」ボタンをクリックします。
各項目の詳細に関しては、下部にある「ヘルプ」ボタンをクリックして参照してください。
メモ: この例では、グローバル仮想チャンネルで説明していますが、タスクの場合も同じ手順です。
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