波形グラフでの波形データタイプの初期時間(t0)について
使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Full Development System
使用ソフトウェア・バージョン: 6.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A
問題:
波形データを波形グラフに接続しましたが、波形データの初期時間(t0)が無視されて、0からになってしまいます。また、2つの異なる時間の波形データを接続しても、オフセットされず、いずれも0から始まってしまいます。なぜですか?
解決策:
デフォルトの波形グラフでは、波形データの時間情報(t0)を無視する設定になっています。これは、異なる時間に集録した波形でも開始時間を0にして比較をするためです。アプリケーションによっては、この設定では望ましくない場合があり、下記のいずれかの方法で、波形データの初期時間(t0)を反映させることができます。
- フロントパネルで波形グラフを右クリックし、ポップアップメニューにある「タイムスタンプを無視」を選択し、チェックを外します。
- フロントパネルで波形グラフを右クリックし、ポップアップメニューにある「プロパティ」を選択し、グラフプロパティを開きます。「スケール」タブで軸のプルダウンメニューから「X軸」を選択します。 「X軸上の波形スタンプを無視」チェックボックスのチェックを外します。
メモ: もし右クリックしてポップアップメニューに「タイムスタンプを無視」の項目が無い場合や、グラフプロパティに「X軸上の波形スタンプを無視」のチェックボックスが無い場合は、波形グラフに波形データが接続されているか確認してください。
波形グラフは多態性の表示器で、デフォルトでは倍精度浮動小数点(DBL)形式になっています。その場合、「タイムスタンプを無視」の項目や「X軸上の波形スタンプを無視」の項目は表示されないか、変更できません。
関連リンク:
添付:
報告日時: 10/19/2000
最終更新日: 07/17/2012
ドキュメントID: 22IELSL3
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