wrlファイルから3D図形を読み込み3Dピクチャで表示する裏側が透けてしまう



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 8.6.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題:
wrlファイルから3D図形を読み込み、3Dピクチャに表示させた場合に裏側が透けてしまいます。どのようにすれば、裏側を表示させることができるのでしょうか?

解決策:
裏側が透けて見えるかどうかは、読み込んだ wrl ファイルに記述されている設定に依存します。
このため、読み込む wrl ファイルの設定を書き換えることで、裏側を表示させることができます。

裏側を表示させる方法
  1. wrl ファイルを テキストエディタ(ノートパッド等)で開きます。
  2. コード中の geometry IndexedFaceSet { の下の行に solid FALSE を付け足します。
    あるいは、 solid TRUE を solid FALSE に変更します。
  3. LabVIEWで読み取ります。

 

   変更前コード 例1
     geometry IndexedFaceSet {
            coord Coordinate {

   変更前コード 例2
     geometry IndexedFaceSet {
            solid TRUE
            coord Coordinate {
 
   変更後コード
     geometry IndexedFaceSet {
            solid FALSE
            coord Coordinate {

以下の図は、solid TRUE と solid FALSE の違いによる、正方形図形の見え方の違いを示しています。

3Dピクチャでの上面図
図1. 上面図

3Dピクチャでの下面図(solid TRUEの場合)
図2. 下面図(solid TRUE)

3Dピクチャでの下面図(solid FALSEの場合)
図3. 下面図(solid FALSE)



関連リンク:

添付:

上面図fig1_up.jpg
下面図(solid TRUE)fig2_down_true.jpg
下面図(solid FALSE)fig3_down_false.jpg






報告日時: 06/08/2009
最終更新日: 04/21/2011
ドキュメントID: 4Y765SHI