SITを使用して作成したVIを実行すると制御器や表示器がグレーアウトします
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使用ソフトウェア・バージョン: 4.0
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二次のソフトウェア: N/A
問題: シミュレーションモデルを作成し、シミュレーションモデルのパラメータをVIの制御器や表示器にマッピングしています。VIを実行し、シミュレーションモデルの動作を実行すると、エラー表示と共に、シミュレーションモデルにマッピングされた幾つかの制御器や表示器がグレーアウトします。何が問題でしょうか?
解決策: シミュレーションモデルを実行した際に表示されるエラーダイアログボックスや、グレーアウトした制御器にマウスポインタを合わせた際の詳細ヘルプウィンドウの表示には、「Invalid Mappings(不正なマッピング)」の趣旨の内容が表示されます。

シミュレーションインターフェースツールキット(SIT)は、モデルのパラメータや信号と正しく通信できない時に、通常、マッピングが不正になります。さらに、シミュレーションモデルを作成する際のオプション設定によってもマッピングが不正になります。
不正なマッピングを修正する方法は下記のとおりです。
- SIT Connection Managerにてマッピングが正しいかを確認します。SIT Connection Managerは、LabVIEWのメニューバー>>ツール>>SIT Connection Managerから開きます。Mappingsタブを選択し、制御器に対して、再度マッピングを行います。
- シミュレーション環境設定で最適化に関する幾つかの設定がオフになっていることを確認します。シミュレーションモデルのメニューバー>>シミュレーション>>コンフィギュレーションパラメータを選択します。選択項目で最適化を選択し、シミュレーションとコード生成の欄のブロックリダクションの最適化と信号ストレージの再利用のチェックが外れていることを確認します。

ソフトウェアのバージョンや言語により、表示内容が異なります。バージョンによっては、メニューバー>>シミュレーションパラメータから設定画面を開き、AdvancedタブのOptimizationsにある設定項目Block Reduction OptimizationとSignal Storage Reuseを選択し、ActionのOn/Off変更を行います。

- シミュレーションモデル内にバーチャルブロックを使用していないことを確認します。
- シミュレーションモデル内でサブシステムを使用している場合には、サブシステム内の出力ポートに直接マッピングするのではなく、サブシステムブロックの出力ポートとしてワイヤを出力してからマッピングを行います。
関連リンク: Help Files: LabVIEW Simulation Interface Toolkit 4.0 HelpHelp Files: LabVIEW Simulation Interface Toolkit 3.0.x Help
添付:
error.JPG
configuration parameters.JPG
- screen.JPG
報告日時: 09/13/2006
最終更新日: 12/05/2007
ドキュメントID: 41CG67G2
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