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Archived: NI-HSDIO 1.8.1で修正されたNI-HSDIO 1.8ドライバの問題
Archived: NI-HSDIO 1.8.1で修正されたNI-HSDIO 1.8ドライバの問題
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使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 1.8
使用ソフトウェア・バージョンに特化: 1.8.1
二次のソフトウェア: N/A
ハードウェア: Digital I/O (DIO)>>High-Speed Digital I/O>>PXIe-6556
問題: ナショナルインスツルメンツでは、NI-HSDIO 1.8ドライバで次の問題を発見しました。
(これらの問題は、
NI-HSDIO 1.8.1で修正されています。)
- NI PXIe-6545/6548デバイスは、指定された周波数と異なる周波数で動作するよう構成される場合がある。
- NI PXIe-6556は、不正の電圧または電流レベルを出力するよう構成される場合がある。
NI-HSDIO 1.8を使用しているNI PXIe-6545/6548:電源投入直後、またはデバイスリセットの直後に、デバイスを200 MHzにコミットし、145 MHz~155 MHz間の周波数で動作するようコミットすると、デバイスは180 MHz~190 MHzで動作するよう不正に構成されます。デバイスが間違った周波数で動作していることを示すソフトウェアエラーや通知は発行されません。しかし、電源投入またはデバイスリセット後にデバイスを200 MHz以外の任意の周波数に構成し、クロック構成を145 MHz~155 MHzに構成すると、デバイスは正常に動作します。また、NI-HSDIOドライバの1.8前または後のバージョンでは、この問題は存在しません。NI-HSDIO 1.7.5以前をインストールしている場合、この問題の影響はありません。
NI-HSDIO 1.8を使用しているNI PXIe-6556デバイス同一チャンネル上で「強制電圧」から「強制電流」に切り替え、その後チャンネルを一度無効にしないまま「強制電圧」に切り替えると、2回目の「強制電圧」は希望の電圧と異なります。同様に、同一チャンネル上で「強制電流」から「強制電圧」に切り替え、その後チャンネルを一度無効にしないまま「強制電流」に切り替えると、2回目の「強制電流」は希望の電流と異なります。
影響の有無の確認: システムで以下の両条件を満たしている。
- NI-HSDIO 1.8をインストールしている。
- NI PXIe-6545/6548またはNI PXIe-6556のいずれかを使用している。
アプリケーションで次の条件の1つを満たしている。
- NI PXIe-6545/6548を使用して、上記の方法でクロックを構成した。
- NI PXIe-6556を使用して、上記の方法で電圧または電流を構成した。
解決策: クロック構成の問題および不正の電圧/電流の問題は、共にNI-HSDIO 1.8.1以降で修正されています。NI-HSDIO 1.8がインストールされているかどうかを確認するには、Measurement and Automation Explorer (MAX)を起動して、
「マイシステム」の下の「ソフトウェア」ツリーを展開します。
NI-HSDIOのエントリを検索し、インストールされているソフトウェアのバージョンを確認します。システムに
NI-HSDIO 1.8.1をダウンロードしてインストールします。
NI-HSDIO 1.8.1以降にアップデートできない場合、ナショナルインスツルメンツでは次の対策を推奨しています。
- PXIe-6545/6548でのクロック構成問題への対処法として、一度ハードウェアが100 MHzクロックを使用するようにコミットした後で、希望の周波数をコミットさせます。
- PXIe-6556での電圧/電流問題には、切り替え前にPMUを無効にします。
ご不便をおかけして申し訳ございません。ナショナルインスツルメンツでは、お客様が弊社の製品に満足し、信頼を寄せていだたけるよう常に努力しております。
この技術サポートデータベースには以下の言語版があります。
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添付:
報告日時: 12/22/2011
最終更新日: 12/22/2011
ドキュメントID: 5S7B2PJ3
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