DAQmxでのアナログ入力中のスキャンバックログを取得する方法



ハードウェア: PXI/CompactPCI>>Controllers

問題: DAQmxドライバとそれに関連するVIを使用してアナログ入力を行ってます。その際のスキャンバックログの値はどのように取得することができますか。従来型DAQでは「AI読み取り(AI read .vi)」の出力端子にあったのですが、「DAQmx読み取り(DAQmx read.vi)」の出力端子には見当たりません。

解決策: 「DAQmx読み取りプロパティノード」を使用することによって、「DAQmx読み取り(DAQmx read.vi)」を使用したアナログ入力中のスキャンバックログの値を取得することができます。このプロパティノードは関数パレット(関数→測定I/O→DAQmx-データ集録→DAQmx 読み取りプロパティノード)にあります。このプロパティノードからステータス→「チャンネル毎の有効なサンプル数」を読み取ることによりスキャンバックログを取得します。

以下に添付されているGIFファイルに、DAQmxでスキャンバックログにアクセスする方法が示してあります。

DAQmxのVIは多様性VIであり、異なるデータ集録タイプで同じVIを使用することができます。そのため、DAQmxでは、従来型NI-DAQの各データ集録VIにあった出力端子の値にプロパティノードからアクセスすることができるようになりました。


関連リンク: KB 0H4E0D95: How do you determine if you are acquiring data too fast or doing too much processing


添付:



availableperchannel.GIF - availableperchannel.GIF


報告日時: 07/16/2004
最終更新日: 02/09/2009
ドキュメントID: 3BFHOT60