LabVIEWで作成したVIをTestStandからコールする方法



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
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問題:
LabVIEWで作成したVIをTestStandからコールするにはどのような設定が必要ですか?

解決策:
LabVIEWで作成したVIをTestStandからコールし、それぞれの値を共有する(LabVIEWとTestStand間)には、大きく二つの方法があります。1つはパラメータ渡し、もう1つはActiveX APIを使用する方法です。前者はシンプルで、後者はやや複雑な方法です。以前のバージョン(2.1以前)では少し複雑なことをする場合、後者も必須となっておりましたが、現行のバージョン(3.0以降)では前者の方法でほとんど済ませることができます。ここでは前者のパラメータ渡しについて解説します。

TestStandからLabVIEWなどで記述されたプログラムを呼び出すには、以下の手順で設定します。
  1. TestStandとデータをやり取りできるようにVIに修正を加えます。LabVIEWのコネクタペーンを使用して、TestStandとデータを共有したい全ての制御器と表示器について行います。
  2. TestStandから、どのような言語で記述されたプログラムを呼び出したいか指定します(以下 TestStandでの設定) 。ツールバーの"アダプタリング"をLabVIEWに設定します。
  3. 次にどのような種類のテストステップを呼び出したいか決定します。ステップタイプと呼ばれ、"数値リミットテスト"や"合格/不合格テスト"のことを示します。
  4. 呼び出したいVIのパスの設定します。テストステップと呼び出したいVIとを関連付けます。具体的に VIパスの設定や2で設定したコネクタペーンとTestStand内の変数との関連付けを行います。
  5. テストステップの詳細を設定します。ここでは詳細設定が行えます。

1については、添付のコネクタペーン.swfフラッシュファイルで説明しています。Internet Explorerなどにドラッグ&ドロップすると実行が始まります。2~5については、テストステップの設定.swfを参照してください。なお、4で"VIを作成.JPG"のように進み、TestStandからLabVIEW VIを作成する場合には、1は自動的に設定されます。

<添付ファイル>
数値リミットテスト1.vi
数値リミットテスト1(修正済み).vi
コネクタペーン.swf
テストステップの設定.swf
VIを作成.JPG



関連リンク:

添付:


モジュール指定.zip - モジュール指定.zip


報告日時: 10/24/2005
最終更新日: 03/24/2009
ドキュメントID: 3QNK9RTQ