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Measurement Studio 6.0はVisual Studio6.0用のものでありまして、Visual Studio .NETをサポートしていません。ですが、Visual Studio.NETはActiveX機能をまだサポートしていますので、Measurement Studio 6.0のActiveXコントロールをVisual Studio.NETの環境で使用することは可能です。Visual Studio.NETのプログラムにMeasurement Studio 6.0のActiveXコントロールをロードする方法は以下になります。
1.Visual Studio.NETのプロジェクトにWindowsフォームを開きます。
2.ツールボックスを右クリックし、「アイテムの追加と削除」を選択します。(ツールボックスが表示されてない場合、メニューバーの「表示」→「ツールボックス」を選択しますと、ツールボックスが表示されます。)
3.表示される「ツールボックスのカスタマイズ」ウィンドウのCOMコンポーネントタブを選択し、プロジェクトに使用したいActiveXコントロールにチェックを入れてください。Measurement StudioのActiveXコントロールの名前は全てCWで始まっています。Visual Studio6.0の場合と違いまして、Visual Studio.NETは全てのActiveXコントロールを別々の名前で表示しています。例えば、Visual Studio6.0 の場合、National Instruments CW UIにチェックを入れるだけで、ノーブ、スライダ、数値、グラフなど全てのActiveXコントロールを使用できますが、Visual Studio.NETではグラフのActiveXコントロールを使用したい場合、CWGraph Controlにチェックを入れる必要があります。
4.以上の作業で、選択したActiveXコントロールがツールボックスに追加されます。
注意:Measurement StudioのActiveXコントロールの名前には一つだけ例外があります。NI Motionに関するActiveXコントロールはCWで始まるのではなく、そのままNI- Motion コントロールとなっております。
追加:National InstrumentsのMeasurement Studio.NETのバージョンには、Visual Studio.NET用のNativeなコントロール及びライブラリを提供していますので、Visual Studio.NETの環境ではActiveXコントロールの変わりにこのNativeのコントロールを使用することが進められています。
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