EシリーズのMIOボードで、異なるチャンネルに、異なるアナログ入力モードを設定することができますか?



ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)

問題: 1回の集録中に、MIO Eシリーズボードの入力動作モードを、作動(DIFF)・基準化シングルエンド(RSE)・非
基準化シングルエンド(NRSE)混在して設定することは可能ですか?

解決策: 異なる入力モードを、異なるチャンネルに設定することは可能です。

LabVIEWでTraditional DAQを使用する場合:
AI HW 構成(AI Hardware Config.vi)を使用します。このVIはチャンネル入力構成(channel input configuration)入力端子を持っています。この入力のデータタイプが、配列のクラスタであることに注意してください。この配列の各要素は、チャネルリスト文字列配列の要素と対応しています。チャンネル文字列配列の要素0にあるすべてのチャンネルには、チャンネル入力構成の要素0の構成が使用されます。要素1にあるすべてのチャンネルには構成要素1が適応され、その後も同様です。AI HW 構成に関してはオンラインヘルプリファレンスに、設定の詳細が記載されています。

Traditional DAQ関数を使用する場合:
NI-DAQ関数を呼び出す場合、AI_Configure関数で、入力モードをチャンネルごとに設定することができます。(通常はチャンネルをすべて同じ設定にするために、chan=-1として呼び出されます。)この関数の使用法の詳細は、Traditional NI-DAQ Function Reference Helpを参照してください。Traditional NI-DAQ Function Reference Helpは、スタート>>すべてのプログラム>>National Instruments»NI-DAQ»Traditional NI-DAQ Function Reference Helpから見ることができます。

LabVIEWでDAQmxを使用する場合:
DAQmxチャンネルを作成関数を使用します。入力端子設定に定数を作成し、入力モードを選択します。選択した入力モードで集録したいチャンネルを、物理チャンネル入力端子に設定します。一つのボードに異なる入力モードを使用したい場合は、もう一つDAQmxチャンネルを作成関数を使用し、物理チャンネル入力端子設定を設定します。DAQmxチャンネルを作成関数にあるタスク出力をもう一方のタスク入力に接続して、AIタスクを作成すると、同時に読み取ることができます。


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報告日時: 07/02/1996
最終更新日: 01/14/2005
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