NI 7330、7340、および7350モーションコントローラのブレークポイント機能



ハードウェア: Motion Control>>Controllers>>PCI-7330, Motion Control>>Controllers>>PCI-7340, Motion Control>>Controllers>>PCI-7350

問題:
ブレークポイントを生成する際に各NIモーションコントローラ間の違いは何ですか?


解決策:
ブレークポイントは、軸が指定した位置に到達するとトリガパルスを出力することが可能です。

7330および7340シリーズモーションコントローラは、同一のブレークポイント機能があります。これらは、absolute、relative、およびmodulusブレークポイントを生成することができます。7350シリーズモーションコントローラは、さらにperiodicおよびbufferedブレークポイント機能があります。

7330および7340シリーズでは、各トリガ生成ごとにソフトウェア的にブレークポイントを再有効化をおこなう必要があります。ソフトウェア的に再有効化することによるレイテンシ(遅延時間)があるため、最大連続ブレークポイントレートは100 Hzです。

7350シリーズで利異様できるbufferedおよびperiodicブレークポイントでは、ハードウェア的に自動で再有効化するため、高速連続ブレークポイントレートを実現可能です。(bufferedブレークポイントは2kHz、periodicブレークポイントは4MHz breakpoints)。

高速でより正確なブレークポインが必要な場合は、bufferedもしくはperiodicブレークポイントの機能を持つ7350シリーズを使用してください。

ブレークポイントの詳細は、NI-Motion HelpProgramming with NI-Motion » Synchronization、もしくは『NI-Motion User Manual』の第12章を参照してください。


関連リンク:
製品マニュアル: NI 7350 User Manual (PDF)
製品マニュアル: NI-Motion Motion Control User Manual (PDF)

技術サポートデータベース 3CUFREKD: Understanding and Manipulating the Action of Breakpoint Lines on a Motion Controller Board

添付:





報告日時: 02/15/2006
最終更新日: 06/27/2016
ドキュメントID: 3UEJAAU7