Visual Studio 6.0以前バージョンを使用したVISAとGPIBのアプリケーション開発



ハードウェア: GPIB

問題:
Visual Studio 6.0以前のバージョンでVISAまたはGPIBのアプリケーションを開発したいのですが、どのようにすればよいですか?


解決策:
NI-VISAおよびGPIB用ドライバNI-488.2には、*.basファイルが含まれています。このファイルは、全関数のプロトタイプを含んでいるためdllを容易に呼び出すことができます。Visual Studio 6.0以前のプロジェクトに.basファイルを追加するだけで、ドライバの全関数が使用可能となります。

関数について調べるには、プロジェクト内の.basファイルをダブルクリックします。実際の関数呼び出しの実装とその使い方についてはヘルプファイルやサンプルコードを参照してください。.basファイルは、デフォルトで以下の場所にインストールされています。なお、OSバージョンやOSのビット数により保存パスが異なります。
  • VISAの場合
    C:\VXIPNP\WinNT\include\visa32.bas もしくは
    C:\Program Files\IVI Foundation\VISA\WinNT\include\visa32.bas

  • GPIBの場合
    C:\Program Files\National Instruments\NI-488.2\Languages\Visual Basic\vbib-32.bas もしくはVisual Basicサンプルフォルダ内

注意: いくつかの関数は、言語体系の違いが原因でVisual Basicでは使えません。それらについては関数ドライバのヘルプファイルから確認してください。


関連リンク:
ドライバと更新: NI-VISA
ドライバと更新: NI-488.2

添付:





報告日時: 10/02/2006
最終更新日: 05/16/2016
ドキュメントID: 421G5BGJ