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DSAデバイスのACカプリングを使用するとどのくらいDCオフセットが除去できますか?
DSAデバイスのACカプリングを使用するとどのくらいDCオフセットが除去できますか?
ハードウェア: Modular Instruments>>Dynamic Signal Acquisition and Analysis (DSA)>>AT-A2150/C/S, Modular Instruments>>Dynamic Signal Acquisition and Analysis (DSA)
問題:
ダイナミック信号集録(DSA)デバイスを使用して計測をおこないたいのですが、信号に大きなDCオフセットがあります。ACカップリングを使用した場合、確実に除去できるDCオフセット値に上限はありますか?
信号は振幅は2.8 V以下ですが、ボードのグラウンドを基準として12 V以上のDCオフセットがあります。 ACカプリングを有効にすることでこの信号を集録することができますか?
解決策:
ACカプリングを通して除去できる最大オフセットは、使用するDSAデバイスによって異なります。DCオフセットが範囲外となる場合は、DSAボードへ接続する前にキャパシタンス回路を外部に追加して、DC成分を除去する必要があります。
AT-A2150の場合
このボードの入力チャンネルは、±20 VDCまで入力可能であり、この範囲内であれば信号を接続してもハードウェアをすることはありません。しかし、ACカプリング回路はコンピュータグラウンドを基準として±12 VDCまでしか除去しません。そのため、DCオフセットが±12 Vを超える場合、正確な計測はできません。
NI 4451、4452、4454、4551、4552、4461、4462および4472の場合
これらのボードの入力チャンネルは、±42.2 VDCまで入力することが可能です。ACカプリング回路はこの範囲内であれば、どのようなゲインや減衰設定をしていてもDCオフセットを除去することができます。
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添付:
報告日時: 01/16/1996
最終更新日: 06/08/2012
ドキュメントID: 0HFCAC1J
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