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書き込み操作の場合は、以下の操作があります。
同期操作では、呼び出し元のスレッドが4と5間でアンロックされます。非同期操作では、呼び出し元のスレッドはステップ2と3の間でアンロックされます。アプリケーションにおいて同期および非同期を選択するには、書き込むもしくは読み取るデータ量とアプリケーションが利用できるスレッド数を考慮する必要があります。
もし大容量のデータをできる限り短い時間で転送する必要がある場合、ハードウェアリソース間のデータ転送に対して呼び出し元のスレッドを費やすため、同期操作で実行することを検討すべきです。 非同期操作を実行することは、アプリケーションの他の部分で呼び出し元のスレッドにアクセスすることを許可しますが、ハードウェア間のデータ転送に時間がかかります。
アプリケーションで利用可能なスレッド数が並列プロセス数より小さい場合は、非同期としてVISA操作を実行することで、アプリケーションの他の部分ですぐ利用できる呼び出し元のスレッドを作成します。同期操作を実行すると、VISA操作に呼び出し元のスレッドを費やしてできる限り速く完了することを確実に行いますが、アプリケーション全体のパフォーマンスを犠牲にします。
LabVIEWで同期および非同期の設定方法については、下記のLabVIEWヘルプを参照してください。
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