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LabVIEW 2013 FPGAモジュールではシミュレーション実行速度が従来のバージョンと異なりますがなぜでしょうか?



使用ソフトウェア: LabVIEW Modules>>LabVIEW FPGA Module
使用ソフトウェア・バージョン: 2013
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
LabVIEW 2013 FPGAモジュールでは、FPGAのVIを「開発用コンピュータでVIを実行(シミュレーションI/O使用)」を選択してホスト上で実行した場合、LabVIEW 2012 FPGAモジュールなどの従来のバージョンと実行速度が異なりますがなぜでしょうか?

解決策:
LabVIEW FPGAモジュール2013のシミュレーション実行速度に関して、2012以前とは仕様が異なっています。

LabVIEW 2012 FPGAモジュールまでは、実時間の待機時間がシミュレーションに反映されていましたが、LabVIEW 2013 FPGAモジュール 以降は、実時間の概念はシミュレーションに反映されなくなりました。 

そのため、たとえばLabVIEW 2013 FPGAモジュールでは「ループタイマ」をFPGA VIのブロックダイアグラムに追加して遅延を1000 msに設定した場合、実時間で1秒の遅延を実行しません。詳しくはヘルプ(ホストでFPGA VIをデバッグする概要(FPGAモジュール))をご参考ください


LabVIEW FPGA 2013では新たなデバッグ用のツールとして、サンプルプローブ監視ウィンドウや、指定クロックティック数だけプログラムを実行するFPGAデスクトップ実行ノードが追加されています。詳しくはLabVIEW FPGA 2013の生産性向上と最適化の機能をご参考ください。

関連リンク:
LabVIEW 2013 FPGAモジュールヘルプ: ホストでFPGA VIをデバッグする概要(FPGAモジュール)
LabVIEW 2013 FPGAモジュールヘルプ: サンプルプローブ監視ウィンドウ
LabVIEW 2013 FPGAモジュールヘルプ:  FPGAデスクトップ実行ノード
LabVIEW FPGA 2013の生産性向上と最適化の機能

添付:





報告日時: 12/06/2013
最終更新日: 12/06/2013
ドキュメントID: 6G5BOYP